ソニーの「α9」は2420万画素の35mmフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼。そもそも35mmフルサイズのミラーレス一眼を作っている会社はわずかなのだけど(ソニーとライカくらい?)、そのソニーの中でも最高峰のモデルだ。
超高速AFや超高速連写を使って、一瞬を捉える力を追求したカメラなのだ。
一瞬を捉える必要がある被写体といえば猫! 猫である。
無造作な顔でこっちに歩いてくる猫の顔を捉えるってカメラ的にけっこう難しい。なにしろ猫はこっちに向かってるので、フォーカスが合った瞬間に撮影しないとずれちゃうのだ。
それ、α9が一番得意とするところ。AF-Cモードにするときっちり合わせ続けてくれる。
レスポンスが速いので突然歩いてこられても平気。
猫を撮るときの設定は、AF-C+電子シャッターでいい。あとはAF用ジョイスティックをマメに動かして猫の顔をきちんと捉えればOKだ。
そして、シャッタースピード優先にして、1/500秒から1/1000秒くらいにしておくと咄嗟の動きにも対応できる。それポイント。
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