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ASCII Power Review第11回

プロCマン岡田が製品版を実地で試用してみた

ソニー α6400 実機レビュー = リアルタイムAFでAPS-Cの逆襲だっ

2019年02月19日 11時00分更新

文● 写真 岡田清孝 + 編集 PowerReview軍団

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 このところ各社からフルサイズ・ミラーレスカメラが続々と発表され、お祭り騒ぎとなっているが、どっこいコンパクトさと軽さを考えたらAPS-Cサイズ・ミラーレスの実用度はいまだ高い.

 ソニーが発表した「α6400」は、APS-Cミラーレス機としては、約2年振りの新製品となる.もともと「α6xxx」シリーズは、中級機ながらEVFや像面位相差AFを搭載して2014年に登場.現状ではリーズナブルな価格で未だ人気がある初代「α6000」(実売6万1490円)、4K動画やサイレント撮影などの機能が追加された2代目「α6300」(実売8万870円)、さらにボディー内手振れ補正を搭載した「α6500」(実売13万7460円)の3機種がラインナップされている.(※価格はいずれもボディーのみ).

価格はボディーのみ11万8670円、写真の「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」がセットになった高倍率ズームキットは16万1870円

フルサイズ・ミラーレス祭りに
APS-Cサイズで乱入だっ!

 「α6400」は「α6300」をベースにAF性能などを向上させたマイナーチェンジモデルで、今後は「α6300」のポジションに置き換わることになる.ボディーサイズは「α6300」と比べ数ミリの違いはあるもののほぼ同サイズ.ボタン配置などもまったく同じで、見比べても製品ロゴ以外では区別はつかない.EVFを左サイドに配置した、おなじみのレンジファインダースタイルだ.グリップ形状はやや幅広で欲を言えばもう少し深さがあるほうが握りやすいと思うが、ボディーは403グラムと軽量なので、撮り歩いていても特に不満に感じることはなかった.

サイズは120(W)×66.9(H)×59.7(D)㎜、重量はメディアバッテリー込で約403g
上面にはモードダイヤルとコマンドダイヤルが並んで配置.撮影時によく使うコマンドダイヤルが内側に配置されたほうが、個人的には使いやすいのだが.

 操作系はボディーが小型なのため、少し背面十字キー周りが窮屈に思えたが、構え方を工夫しながら使っていくことで慣れることができた.

操作ボタン類も前モデルから変更はないが、背面液晶にはタッチパネルが採用されている.

 コマンドダイヤルとホイールダイヤル、十字キー中央と左右下方向、さらに3つのカスタムボタンで機能のカスタマイズが可能.初期設定では露出補正が十字キー下を押しから呼び出し、ホイールまたはダイヤルを回転させ操作することになるので、まずはダイヤルかホイールでダイレクトに露出補正ができるように変更するのがオススメである.

 後で述べる「瞳AF」などの操作も、カスタマイズ次第で使い勝手に影響する.いろいろと試してみて自分好みのカスタマイズを見つけるといいだろう.

 背面の液晶ディスプレイーはタッチパネル式になっている(α6500では既に採用済).しかしタッチで操作が可能なのは、撮影時のピントやシャッター、再生時の拡大移動表示のみで、メニューの設定や再生画像の送りなどにはタッチは使えない.これは他のソニーのタッチパネル採用ミラーレス機も同様なので、今後は改善してほしいポイントだ.

 背面液晶は従来のモデルと比べ上方向への可動域が拡大され、180度反転し自分撮りができるようになった.付属のアイピースを装着したままだと、画面の一部が隠れるのはご愛敬だが、現状のソニー製ミラーレス機で液晶画面が180度可動できるのは、下位モデル「α5100」のみなので、自分撮りがしたいユーザーには歓迎される改良点だ.

可動部分を一か所増やすことにより上方180度まで反転が可能に. 付属のアイピースを装着したままだと画面の端が隠れるので、自分撮りのときは外すようにしよう.

リアルタイム瞳AFと
リアルタイムトラッキングAFの威力

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