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ASCII Power Review ― 第23回

プロカメラマン岡田が製品を実地で試してみた評価は!?

Leica Q2 実機レビュー = フルサイズセンサー搭載の最上位コンパクトカメラなのだっ!!

2019年05月31日 11時00分更新

文● 写真 岡田清孝 + 編集 PowerReview軍団

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 ライカといえばカメラ好きなら憧れるドイツの名門ブランド。伝統的なレンジファインダー式のM型や、パナソニックとシグマとの協業で話題になったLマウント採用のミラーレス機各種が現在の主力ラインナップだが、ライカで今イチバン注目されているのがフルサイズ撮像素子と28㎜単焦点レンズが一体になった「ライカQ」シリーズだ。

 今年3月に発売された最新モデル「ライカQ2」は約70万円という価格ながら3カ月待ちという人気なのである。今回試用できる機会に恵まれたので、一体その魅力はどこにあるか探っていきたいと思う。

価格70万2000円。発売当初から売れ行き好調で、現在は入荷待ちの状態。

フルサイズセンサーに
専用の28ミリF1.7ズミルックス

 レンズ一体型ということで、カテゴリー的にはコンパクトカメラなのだが、手にした途端に伝わってくる高級感が半端なく、まるで伝統工芸品のような雰囲気を醸し出している。

 ボディーデザインはシンプルで、フラットな軍艦部やスクエアなスタイルはM型ライカを彷彿とさせ、サイズもほぼそれに近い。さらに防滴防塵機能を備えているのが頼もしい。

ボディーサイズは130(W)×80(H)×91.9(D)mm。重量はバッテリー込で約718g。

 厚みはフルサイズにしてはスリムに感じられる。ボディー前面にグリップは備えてはいないが、格子状のレザー素材によって、滑りにくく、背面のサムレストのおかげもあってしっかりと構えることができる。

シャッターダイヤルや絞りリング、ピントの距離目盛などアナログな雰囲気がカメラ好きにはたまらない。
ボディ―背面には窪みがあり、ここに親指が収まることで、ホールド感が向上する。

 USBなどの端子類は全て排除され、背面のボタン類も少なく、操作系もかなりシンプルだ。液晶ディスプレーはタッチパネルを採用し、ライブビュー撮影時の測距点移動や露出補正などの設定変更、再生時の画像送り拡大縮小を行える。

ボタン類を極力少なくしたシンプルな背面。十字キーは小振りだが、はっきりとしたクリック感があり操作はしやすい。
EVF隣にあるボタンを押すと、視度補正ダイヤルが飛び出してくる。なかなか楽しいギミック。

シンプルこそが使いやすさ
絶妙の操作系に惚れる

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