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最新パーツ性能チェック 第205回

「GeForce GTX 1050/1050Ti」は低予算ゲーマーの財布をこじ開けるか?

2016年10月25日 22時00分更新

文● 加藤 勝明 編集●北村/ASCII.jp

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実ゲームでも傾向はほぼ同じ

 では実ゲームを利用したベンチマークに入る。今回は検証期間が非常に限られていたため、計測・集計に手がかかるDirectX12やVulkanは基本的に使用しない方針で実施した。ただし解像度はフルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)の3通りで実施した。

 まず最初は「Rise of the Tomb Raider」のDirectX12モードを使う。このゲームはベンチマーク機能が搭載されているうえに、描画負荷が非常に高いためGPUの馬力を見るには最適なのだ。

 画質はプリセットの“FXAA”に、アンチエイリアスは“FXAA”を組み合わせている。内蔵ベンチマークで計測できる3つのシーンの最後に再生される“地熱谷”のフレームレートを比較する。

「Rise of the Tomb Raider」DX12モード、1920×1080ドット時のフレームレート

「Rise of the Tomb Raider」DX12モード、2560×1440ドット時のフレームレート

「Rise of the Tomb Raider」DX12モード、3840×2160ドット時のフレームレート

 このゲームの負荷の前では、いろいろとスケールダウンされたGTX 1050で最高画質で遊ぶのは難しい。最低でも2~3段下げは必要だろう。

 GTX 1050Tiでようやく平均30fps出るが、最低fpsが20fps台に落ち込むためカクつきが酷い。重量級ゲームをフルHD&高画質で楽しむためには、GTX 1060より上を狙うべきなのだ。

 では発売されたばかりの話題作「Battlefield 1」はどうだろうか? 最新ゲームのわりには推奨GPUはGTX 660と、比較的GPUハードルの低いゲームに仕上がっている。

 テストはDirectX11モード、画質はプリセットの“最高”、スケーリングは100%(つまりドット等倍)に設定。キャンペーン「OVER THE TOP」開始時点からおよそ3分間のフレームレートを「Fraps」で計測した。

「Battlefield 1」DX11モード、1920×1080ドット時のフレームレート

「Battlefield 1」DX11モード、2560×1440ドット時のフレームレート

「Battlefield 1」DX11モード、3840×2160ドット時のフレームレート

 RoTTRとうってかわって、GTX 1050TiであればフルHD&最高画質設定で平均60fps前後出せる。設定を一部落としたり、DirectX12で描画させるなどの工夫を施せば、もう少しフレームレートを押し上げられるだろう(テストはベータ版ドライバーを使用したため、今後の熟成でもっと性能が出る可能性もある)。

 ただマルチプレーでエフェクトが飛び交うようなシーンではもう少しフレームレートが落ちる可能性もある。

 GTX 1050は1050Tiよりもやや劣るものの、こちらも補助電源なし&予想価格で1万円台中後半のGPUとしては非常によい性能を発揮できている。GTX 650に対しては3倍以上、GTX 750Tiに対しては1.6倍という結果も、3DMarkのスコアー比に傾向が似ている。

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