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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第83回

大量のアカウントをiPhoneでまるっと管理できる「LastPass」を徹底紹介

2016年06月15日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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最大のメリットは複雑なパスワードを手軽に再設定できること

 パスワード管理も便利なのだが、筆者としてはこの手のアプリの一番大きいメリットはパスワードの変更が気軽にできる点だと考えている。複雑なパスワードもアプリで生成でき、それをコピーしてウェブサービス内で変更。「LastPass」の登録情報にもコピーして完了するのだ。しばらく使ってないな、と思ったらパスワード変更するようにしておけば、企業がアカウント情報を漏洩しても被害に遭う確率は激減する。

 本アプリを初めて使うなら、せっかくだからアカウント登録時に利用しているすべてのサービスで新しくパスワードを付け直してはいかがだろうか。少々手間はかかるが、すっきり安心できること請け合いだ。

 ここでは、プリセットされていないウェブサービスの登録をしながら、そのサービスのパスワードを変更してみる。

登録したいウェブサービスのサインイン画面を開き、URLをコピーする

アプリの「サイトを追加」を開き、「Save Custom Site」をタップする

URLやユーザー名、パスワードを入力する

「呼び出す」でページを開くとアカウント情報が入力されているので、「ログイン」をタップする

ログインできたので、設定からパスワードの変更画面を開く

アプリのメニューから「パスワード生成」をクリックする

長さのゲージを調節し、パスワードが生成したら、「パスワードをコピー」をタップする

「詳細な設定」で利用する文字列などを設定できる

ウェブサービスに登録して完了

別途自分でもバックアップ管理するならメールで送信

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