紙資料をスマホのカメラで撮影して電子化するのはもはや常識。紙の撮影に適した専用アプリも多数公開されており、すでに活用していることだろう。今回紹介したいのは、マイクロソフト公式の「Office Lens」。しかも、単に画像を撮れるだけでなく、複数枚の連続取り込みやOCR機能で文字起こしもできる。今回は、はがきも書類も電子化できるスマホスキャンアプリ「Office Lens」のiPhone版の使い方を紹介する。
スマホのカメラをスキャナーのように使える
「Office Lens」は書類やホワイトボードを撮影し、記録しておけるカメラアプリ。OCR機能で文字起こしもしてくれるので、検索することもできる。マイクロソフト謹製なので、当然OneDriveを経由し、ほかのアプリとも連携できる。Evernoteの価格改定で最近注目度が急上昇中の「OneNote」(「 第228回 料金プランが改定されたEvernoteからOneNoteに移行する技」参照)の任意の場所に保存することも可能だ。
まずは早速撮影してみよう。書類を撮影する場合は「ドキュメント」モードを選択する。斜めに写ってしまった場合は、紙の四隅をドラッグして台形補正をかける。すると、真正面から撮影したような画像に修正してくれるのだ。照明の関係で陰になる場合など、あえて斜めから撮影しなくてはならないことも多いので助かる機能だ。
○マークを角に動かせばいいだけなのだが、微妙な調整をする際、指でその部分が隠れてしまうのでちょっと手間がかかる。4辺を移動させることができないのもやや残念。

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