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COMPUTEX TAIPEI 2015レポート 第28回

Lian-Liが新型ケースをCOMPUTEXで展示、水冷もチラ見せ

2015年06月09日 10時03分更新

文● 北村/ASCII.jp

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 COMPUTEXで数多くの新ケースを展示していたLian-Li。なかでも気になった製品をいくつか紹介しよう。

あの机型PCケースの新作
今度は膝がぶつからない!

 机型PCケースとして話題を呼んだ「DK-Q1」シリーズ。その後継機が「DK-Q2X」と「DK-03X」だ。

COMPUTEXのLian-Liブースで注目を浴びていた机型PCケース「DK-03X」

 従来の「DK-Q1」シリーズは、PCを収納する部分の厚みがかなりあるため、大柄な人が座ると膝がぶつかってしまう可能性があった。そこで新作ではビデオカードなどの拡張スロットを横に寝かすことで厚みを薄くし、膝がぶつからないようにしている。

ATXとMini-ITXのマシンをそれぞれ1枚収納可能な「DK-03X」。VGAを水平方向に配置することで高さを低く抑えている

裏配線が可能となり、見た目もスッキリするようになった

 「DK-Q2X」にはATXマザー1枚を、「DK-03X」にはATXマザー1枚とMini-ITXマザーを1枚収納可能だ。7月発売予定で、予価は税抜きで「DK-Q2X」が15万円前後、「DK-03X」が18万8000円前後とのこと。

Mini-ITXのマシンを使用しない場合は、その部分を収納ボックスとして使用できる

こちらは「DK-Q2X」。引き出しが廃止されているため、PCを入れる場合は天板の強化ガラスを外す必要がある

平行四辺形のPCケース
「PC-Q17WX」

 ASUSのゲーミングブランド「R.O.G.」シリーズの認証を取得したMini-ITXケース。コンパクトなケースながら、奥行き150mmまでのATX電源と、長さ270mmまでのビデオカード、スロットインタイプの光学ドライブを搭載できる。9月上旬発売予定で価格は未定。

平行四辺形のPCケース「PC-Q17WX」。「R.O.G.」シリーズのカラーと模様、マークが配されている。天頂部には水冷用ラジエーターを搭載でき、そのためのホース穴も用意されている

ガンダムを意識したアルミケース
「PC-18A」

 開発者が、ロボットのような外観を意識したというATXケース「PC-18A」。最大の特徴は水冷用の360mmラジエーターをケース側面に搭載できることだ。

ロボットのような外観を意識したというATXケース「PC-18A」(シルバー)と「PC-18B」(ブラック)

 高さ160mmまでのCPUクーラーと長さ400mmまでのビデオカードを搭載できる。シャドウベイは3.5インチ×4、2.5インチ×4で、筐体サイズは210(W)×490(D)×250(H)mm。発売日と価格は未定。

ケース左側面に水冷用ラジエーターを搭載できる

取っ手付きケースの後継
「PC-TU300A」

 持ち運び用の取っ手がついたMini-ITXケース「PC-TU200A」のMicro ATX版が、この「PC-TU300A」だ。筐体サイズは218(W)×442(D)×384(H)mm。予価は3万円前後で発売日は未定。

取っ手付きのMicro ATXケース「PC-TU300A」

ただ大型化しただけでなく、天部にラジエーターを搭載できたり、フロントにUSB3.0端子を搭載するなど、今風の改良が施されている

→次のページヘ続く (開発中のケースと水冷をチラ見せ

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