COMPUTEXで数多くの新ケースを展示していたLian-Li。なかでも気になった製品をいくつか紹介しよう。
あの机型PCケースの新作
今度は膝がぶつからない!
机型PCケースとして話題を呼んだ「DK-Q1」シリーズ。その後継機が「DK-Q2X」と「DK-03X」だ。

COMPUTEXのLian-Liブースで注目を浴びていた机型PCケース「DK-03X」
従来の「DK-Q1」シリーズは、PCを収納する部分の厚みがかなりあるため、大柄な人が座ると膝がぶつかってしまう可能性があった。そこで新作ではビデオカードなどの拡張スロットを横に寝かすことで厚みを薄くし、膝がぶつからないようにしている。
「DK-Q2X」にはATXマザー1枚を、「DK-03X」にはATXマザー1枚とMini-ITXマザーを1枚収納可能だ。7月発売予定で、予価は税抜きで「DK-Q2X」が15万円前後、「DK-03X」が18万8000円前後とのこと。
平行四辺形のPCケース
「PC-Q17WX」
ASUSのゲーミングブランド「R.O.G.」シリーズの認証を取得したMini-ITXケース。コンパクトなケースながら、奥行き150mmまでのATX電源と、長さ270mmまでのビデオカード、スロットインタイプの光学ドライブを搭載できる。9月上旬発売予定で価格は未定。
ガンダムを意識したアルミケース
「PC-18A」
開発者が、ロボットのような外観を意識したというATXケース「PC-18A」。最大の特徴は水冷用の360mmラジエーターをケース側面に搭載できることだ。
高さ160mmまでのCPUクーラーと長さ400mmまでのビデオカードを搭載できる。シャドウベイは3.5インチ×4、2.5インチ×4で、筐体サイズは210(W)×490(D)×250(H)mm。発売日と価格は未定。
取っ手付きケースの後継
「PC-TU300A」
持ち運び用の取っ手がついたMini-ITXケース「PC-TU200A」のMicro ATX版が、この「PC-TU300A」だ。筐体サイズは218(W)×442(D)×384(H)mm。予価は3万円前後で発売日は未定。
→次のページヘ続く (開発中のケースと水冷をチラ見せ)

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