USBのイライラ問題を一気に解決してくれるユニークな機能を持つマザーボードが、COPUTEXのASUSブースで展示されていた。
なにがユニークかと言うと、ASUSが世界初とうたう「Reversible USB2.0」ポートだ。これは、Type-AのUSB2.0ポートを向きを気にせずI/O部に差しこめるというもの。自作情報を日々チェックしている読者にはおなじみ、Type-CのUSB3.1が持つ便利機能をUSB2.0に転用したものだ。
リバーシブルのUSBポートは3年前にバッファローがすでに製品化しているのだが、マザーボードに標準装備するのはこれが初となる。
特に大げさな仕組みはなく、USBポートの上下に端子を備えているだけ。ポート自体のサイズはやや大型化したものの、USBポート挿入時に毎度発生するイライラを解消してくれるというのはありがたい。
これには会場にいたASUSスタッフも感心したらしく「開発スタッフに他のモデルでも導入も進めるように言った」とのこと。採用モデルの登場を楽しみに待とう。

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