最新ハイエンドオーディオ、本当のところ 第10回
ロックの里標築いた名曲の、女性名を冠したハイエンドイヤフォン
価格だけでなく音も本当にすごい「Layla」と「Angie」
2015年03月15日 17時40分更新
まあスゴイ。“ありきたり”で申し訳ないが、そんな表現から始める。
JH AudioとAstell&Kernの協業を通じて誕生した「Layla」と「Angie」。この2つの製品を数日かけて、じっくりと試聴できる機会に恵まれた。その結果、改めてそう感じたのだからしょうがない。
JH Audioはジェリー・ハービー氏主宰のオーディオブランド。イヤモニ(IEM:In Ear Monitor)と言われる、エンジニアやミュージシャンなど、プロが使うイヤフォンの分野で、コアな信頼を得ている。
耳型を取ってワンオフで作る“カスタムイヤモニ”の世界を広めた功労者として知られ、“カスタムイヤモニの神”などと表現されることもあるジェリー・ハービー氏(関連記事)。ここでは詳しく書かないが、Van Halenを始めとした世界的なアーチストの多くが、彼の作ったイヤモニを愛用している。
それはLaylaとAngieのパッケージが同梱する、一覧表を見ても明らかだ。
そんなJH Audioの最新作がLaylaとAngieだ。
昨年登場した「Roxanne Universal Fit」に続く、ユニバーサル型IEMとなる。型をとって使用者の耳の形状に合わせるカスタム型IEMに対して、万人に合いやすい単一の形状とし、イヤーチップなども一般的なものを使う。Roxanneはカスタム型が先行してリリースされ、その後価格を抑えた製品として、ユニバーサル型が追加された。さらにAstell&Kernとの協業で、AK240に最適なチューニングを施した「AKR03」といったバリエーションモデルも登場している。
Astell&KernとJH Audioは、このAKR03の開発などを通じて、関係を深めてきた。そして今回のLaylaとAngieでその関係がさらに一歩進み、JH Audioのユニバーサル型イヤモニは、すべてAstell&Kernとの協業製品になるとアナウンスされている。販売チャネルもAstell&Kernの代理店経由(国内ではアユート)となり、JH AudioとAstell&Kernのダブルブランドを冠して市場投入されていく。

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