みなさん新しいiPhoneをゲットされました? カリーさんももちろん発売日にiPhone 6 Plusを入手して、新しいエクスペリエンスを楽しんでいる毎日です。
数ある新要素の中でカリーさんがイチオシしたいのは、文字が入力しやすくなったこと! 縦持ちでの入力がけっこう快適で、このレビューの下書きもiPhone 6 Plusでポチポチしていたらいつのまにか3000文字オーバーになるぐらいに打ち込んでいました。ただ、使い続けていくうちに微妙なところも見えてきて……。というわけで5日間使ってみて、よかったところ&悪かったところをまとめていければと思います。
モバイルでもQWERTYで打ちたかった
今回、iPhone 6 Plusで文字が打ちやすくなったのは、ひとえに5.5インチという画面サイズのおかげでしょう。
カリーさんは一応、仕事がライターなので、一日に数千字、多いときは数万字という文章を書いたり編集しています。なので、入力環境に関してには、なるべく快適なものを選んでおきたいところ。
で、iPhone大好きおじさんでもあるため、以前からiOS端末でも原稿を書けないかとトライしてきたわけですが、これがなかなか難しかった。カリーさん的には、最も速く打てるのがQWERTY配列なので、iOSでもQWERTY配列+両手親指で使えるのが理想。しかし、4インチのiPhone 5sでは本体サイズが小さすぎて、QWERTYで日本語を打つと意図せず隣のキーまで触って「ぐぬぬ」となることが多かったのです。iOSは英語入力ならスペルチェックが入って直してくれるのに、残念ながら日本語では使えません。
そのためiPhoneではずっとテンキーのフリック入力を使っていましたが、これも隣のキーを誤フリックして変な文章になってしまうことが日常的に起こっていて長文を打つ気にならない。「私は正確に打てますよ」という方は、お見事です。カリーさんはおっちょこちょいなので、なかなか不便なのですよ……。
一方、画面サイズが大きければいいというものでもないのです。7.9インチのiPad miniも持っていますが、こちらはキーの間隔が微妙に離れてしまっていて、親指入力では真ん中にやや届きにくい。キーボードを左右に分割する設定も試してみたものの、中央に空白があるとなんか打ちにくい。あと本体が重いのも微妙でした。
一時期、外部キーボードを併用してiPad miniで原稿を書いていましたが、別途、MacBook AirやMacBook Proも常に持って歩いていたため、「あれ、これってiPad miniを一緒に連れて行く意味なくね?」と気づいて、結局iPad miniはお留守番組になってしまいました。
そんな長いことスマホやタブレットで文章を書くことにトライ&エラーを繰り返してきたからこそ、iPhone 6 Plusの「これだ!!」という感覚には衝撃を受けました。縦持ちしたときの横幅がカリーさんの手にぴったりなので、意図せず隣のキーに触れることなく、指を無理して開くこともない。この普通に使えるキーボードの感覚が素晴らしい。
例えば、電車の中でメールを受信して、ちょっと込み入った長文の返事を返さなければ行けない場合、iPhone 5sだと「すいません、今出先なので後で返事を返します」となっていたところ、iPhone 6 Plusなら書いてもいいかなという気にさせてくれます。iPad miniよりも小さいので、バッグに入れておいてもそんなに場所をとらない。
ガジェットでは、便利だと思って買ったけどいまいち使いどころを見いだせずに放置されていくケースがよくありますが、iPhone 6 Plusは自然と生活に溶け込んでくれた感じです(といってもまだ5日なので、今後変わる可能性もありますが……)。

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