スモールビジネスなら運用管理も楽なヤマハのルーター&スイッチ
トラブルに強いネットワークを実現するヤマハの「SWX2200」
2013年03月28日 09時00分更新
新ファームウェアでますますトラブルに強く
さらに2013年2月末に公開された最新ファームウェアでは、スナップショット機能とLANケーブルの二重化機能が追加され、ますますトラブルに強くなった。
スナップショット機能は正しいケーブル配線の状態をルーターに記録しておき、現在のリンク状況と比較する機能。ルーターの詳細設定を呼び出し、接続状態の保存を実行すると、リンク状態が保存される。こうしておけば、リンク状態やトポロジの異なる箇所を表示してくれるので、以前と比べどこがおかしいのかが一目でわかる。たとえば、本来接続されているスイッチのリンクが落ちている場合はアラートが挙がったり、アイコンがグレーアウトする。エラー表示のコメントは編集が可能なので、問題箇所や障害時の連絡先などを登録しておけば、管理者でなくても、落ち着いて対応できる。
もう1つのLANケーブルの二重化機能は、LANケーブルが断線した場合に、スタンバイのケーブルに通信を切り替える機能。リンクを二重化し、いずれかをバックアップとして設定しておく。こうすれば、断線などの際には自動的にスタンバイケーブルでの通信に切り替わり、復旧時には自動的に切り戻される。
LANトラブルのほとんどが
ヤマハ製品で解消する
このように充実した見える化と障害対応を誇るヤマハのSWX2200を使うことで、実は前述したLANの主要トラブル原因のほとんどは排除される。LANループを防ぐことができ、ケーブルの結線や電源の抜けもいち早く検知することが可能。装置障害が起こった場合は、前述の通り、代替機に取り替えれば迅速にサービスを復旧できる。マルウェアなどが侵入した際、不正なPCをいち早くLANから遮断することもお手の物だ。
また、ルーター経由でスイッチを管理できるということは、遠隔地から操作も可能ということだ。支店や営業所のLANとVPNでつなげば、拠点側のルーターにつながれているスイッチもLAN内の機器として扱えるわけだ。単一拠点のスモールビジネスのユーザーだけではなく、複数の支店や営業所を展開している企業でも導入を検討する価値があるといえよう。
もちろん、こうしたネットワーク管理は、別途ツールを導入することで実現するパターンが多い。これに対して、ヤマハのルーターとスイッチの組み合わせは、ツールを導入せずとも、機器に搭載された管理ツールで「見える化」や「障害対応」までサポートしようというアプローチである。運用は楽にしたいが、ネットワーク管理ツールの導入まではコストが見合わないと考えているユーザーであれば、非常に価値のある選択肢といえる。
大企業に比べ、コストに限りのあるスモールビジネスにおいては、プロの管理者やエンジニアが常駐してネットワークを監視しているわけにはいかない。そのため、とにかくトラブルが起こらないネットワークであることがまず第一。そして、トラブルが起こっても、すぐに原因を特定し、いち早く復旧できることが肝要だ。こうした条件を考えると、ヤマハのルーターとスイッチの組み合わせは、最強といえる。運用管理の負荷を軽減したいと考えるユーザーであれば、SWX2200は導入候補の筆頭とすべきだ。
(提供:SCSK)
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