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スマートデバイス時代を見据え、MDM機能も搭載

ヤマハ、無線LANを見える化するAP「WLX302」発表

2012年11月02日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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11月1日、ヤマハは無線LANアクセスポイント(以下、AP)「WLX302」を発表し、無線LAN市場に参入した。あわせて同社のルーターやファイアウォールと連携するPoEスイッチ「SWX2200-8PoE」も発表し、スマートデバイス時代のネットワークを見据えた品揃えを強化した。

見える化を実現した無線LAN AP

 WLX302は2.4GHzと5GHzのデュアルバンドをサポートした無線LAN APで、それぞれの周波数帯に最大50台の端末を接続できる。また、PoEの受電機能を持ち、電源確保の困難な壁や天井などにも容易に設置できる。

無線LANアクセスポイント「WLX302」

 WLX302の最大の特徴は電波状況を可視化する「見える化」機能。スループットや周辺のAP、チャンネル使用率、CRCエラー率、接続端末の情報をグラフ化し、独自に策定した基準で色分けする。さらに、検出した値がしきい値を超えた場合に、その無線LANの状態を自動保存するスナップショットの機能を持つ。これにより、今まで難しかった無線LANのトラブルシューティングが容易に行なえるという。

 また、PCやタブレット、スマートフォンなどのモバイルデバイスを管理する、いわゆるMDMの機能を搭載。モバイルデバイスの管理者や機種名などの資産情報、稼働状態を確認したり、不適切なアプリケーションやカメラの起動を制限することが可能になっている。また、デバイスの盗難や紛失の際には、モバイルデバイスのロックや初期化を行なえるほか、無線LANやVPN設定のポリシーを配信することも可能になっている。同社ではMDM機能を搭載した無線LAN APは業界初としている。

 なお、MDM機能は、発売時点ではiOS端末(iPhone/iPad/iPod Touch)に対応した試用版として搭載される。その後、Android対応のエージェントを提供した時点で、有償オプションとして提供される予定となっている。

PoE+対応のスイッチも発表

 さらに同社のスイッチ「SWX2200シリーズ」と同様、ヤマハルーターからの集中制御に対応。ルーター配下のスイッチや無線LAN APを自動検出し、構成図の形で表示。各機器のポート単位での接続確認、VLANや無線LAN設定まで、ルーターのGUI経由で行なえる。

 あわせて、8ポートのPoEスイッチ「SWX2200-8PoE」も提供される。全ポートギガビット対応で、一部のポートは最大30WのIEEE802.3at(PoE+)の給電にも対応する。他のSWX2200シリーズと同じく、ヤマハルーター上からの設定や動作確認が可能になっている。

 両者とも価格はオープン。発売はWLX302が2013年3月、SWX2200-8PoEが2013年4月になる。

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