「超サクサク」と「スワッピング」の2つの環境を構築
超サクサクPCに魅了されて、さっそくWindows 8 Proを用意してみたが、冷静に考えてみると、環境の移行はアプリケーションの対応など不安要素も少なくない。パーティションを分割して、マルチブートにする方法もあるが、やはり既存の環境に影響がでる可能性も考えられる。
そこで、今回は「Samsung SSD 840(250GBモデル)」を2基用意して、Windows 8とWindow 7をそれぞれにインストール。Windows 8環境への移行を前提だが、いざという場合はWindows 7環境にスワッピングできるシステムを構築する。
Windows 7は現環境をそのまま利用しても良いのだが……本製品は大容量がリーズナブルな点もメリット。既存環境はバックアップとして使い、Windows 7環境もクリーンインストールしてリフレッシュする。完全にWindows 8環境へ移行した暁には、RAID構成にして使い、さらなる高速化を目指すのだ。
現環境をそのままSSDに移行したい!
今回は、敢えてWindows 7をクリーンインストールしているが、もちろん現環境をそのまま利用することも可能だ。同社のデータ移行ソフト「Samsung Data Migration v1.1」を使えば、3ステップでカンタンに環境を移行できる。
必要となる機器は、まずは「Samsung SSD 840」が2基、Windows 8、Windows 7。また、検証する本体には、ストレージが手軽に換装できるエプソンダイレクトの「Endeavor Pro5300」を用意した。
準備が整ったところで、さっそく超サクサクPCの構築を始めよう!