Windows 8の導入に合わせてストレージも換装
Windows 8がリリースされ、この機にPCの買い替えを考えているユーザーも多いのではないだろうか。とはいえ、マシンを買い替えるとなると、それなりに予算がかかる。リーズナブルに済む、OSのアップグレードを検討しているユーザーもいるだろう。そこで追加検討したいのが、ストレージの換装である。OSをWindows 8に刷新するだけでも、従来より軽快に動作するが、さらにストレージをSSDにすれば、超サクサクPCに生まれ変わるのである。
さて、OSはWindows 8 Proにするとして、吟味しなくてはいけないのがSSD。OSに加えて、アプリをインストールすることを考えれば、やはり250GB前後は欲しい。となれば「Samsung SSD 840」がテッパンの選択だ。「Samsung SSD 840」はSamsungから、新コントローラーを搭載し、高速・大容量を実現したSSDユニット。安定した品質に加え、パフォーマンスも高い「Samsung SSD 830」の後継モデルで、本製品もさっそく人気を博している。まずは本製品の基本性能をチェックしてみよう。
爆速ランダムアクセスで人気の従来モデルを凌駕!
「Samsung SSD 840」は、2.5インチサイズのSSDで、インターフェースにはSATA 3.0を採用したモデル。「Samsung SSD 830」の後継モデルということで、興味津々のユーザーも多いだろう。
新モデルとなる「Samsung SSD 840」では、従来モデル「Samsung SSD 830」に比べ、ランダムアクセス速度が向上している。秘密は新設計のコントローラーだ。同社では、高速な書き換えを実現するために、3コア搭載の「MDXコントローラー」を採用したほか、キャッシュメモリーの大容量化、インターフェースが高速化されたNANDの採用など、アクセス速度と品質を向上。とくに、ランダムアクセスでの書き換え速度では好評だった「Samsung SSD 830」を凌駕している。
サイズは従来と同じく、厚さ7mmのスリム設計で、2.5インチ規格のストレージを採用したモバイルPCであれば、換装もカンタンにできるだろう。
Samsung SSD 840 スペック表 | |||
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容量 | 120GB | 250GB | 500GB |
シーケンシャルリード | 530MB/sec | 540MB/sec | 540MB/sec |
シーケンシャルライト | 130MB/sec | 250MB/sec | 330MB/sec |
ランダムリード(QD32) | 86,000 IOPS | 96,000 IOPS | 98,000 IOPS |
ランダムライト(QD32) | 32,000 IOPS | 62,000 IOPS | 70,000 IOPS |
ランダムリード(QD1) | 7,900 IOPS | ||
ランダムライト(QD1) | 29,000 IOPS | ||
キャッシュ容量 | 256MB | 512MB | 512MB |
その他機能 | AES 256bit暗号化、Garbage Collection、TRIM、S.M.A.R.T | ||
インターフェース | SATA3.0(6Gbps) | ||
外形寸法 | 69.85(W)×100(D)×7(H)mm | ||
MTBF(平均故障間隔) | 150万時間 | ||
製品保証 | 3年間 |
