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SSDと新OSでサクサクPCを作る!!

「Samsung SSD 840」とWin 8の組み合わせが最強!!!

2012年12月03日 16時08分更新

文● 真島 颯一郎 写真●神田 喜和

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Windows 8の導入に合わせてストレージも換装

 Windows 8がリリースされ、この機にPCの買い替えを考えているユーザーも多いのではないだろうか。とはいえ、マシンを買い替えるとなると、それなりに予算がかかる。リーズナブルに済む、OSのアップグレードを検討しているユーザーもいるだろう。そこで追加検討したいのが、ストレージの換装である。OSをWindows 8に刷新するだけでも、従来より軽快に動作するが、さらにストレージをSSDにすれば、超サクサクPCに生まれ変わるのである。

 さて、OSはWindows 8 Proにするとして、吟味しなくてはいけないのがSSD。OSに加えて、アプリをインストールすることを考えれば、やはり250GB前後は欲しい。となれば「Samsung SSD 840」がテッパンの選択だ。「Samsung SSD 840」はSamsungから、新コントローラーを搭載し、高速・大容量を実現したSSDユニット。安定した品質に加え、パフォーマンスも高い「Samsung SSD 830」の後継モデルで、本製品もさっそく人気を博している。まずは本製品の基本性能をチェックしてみよう。

爆速ランダムアクセスで人気の従来モデルを凌駕!

「Samsung SSD 840」は、2.5インチサイズのSSDで、インターフェースにはSATA 3.0を採用したモデル。「Samsung SSD 830」の後継モデルということで、興味津々のユーザーも多いだろう。

 新モデルとなる「Samsung SSD 840」では、従来モデル「Samsung SSD 830」に比べ、ランダムアクセス速度が向上している。秘密は新設計のコントローラーだ。同社では、高速な書き換えを実現するために、3コア搭載の「MDXコントローラー」を採用したほか、キャッシュメモリーの大容量化、インターフェースが高速化されたNANDの採用など、アクセス速度と品質を向上。とくに、ランダムアクセスでの書き換え速度では好評だった「Samsung SSD 830」を凌駕している。

 サイズは従来と同じく、厚さ7mmのスリム設計で、2.5インチ規格のストレージを採用したモバイルPCであれば、換装もカンタンにできるだろう。

「Samsung SSD 840」。容量は120GB、250GB、500GBの3モデルを用意。外観デザインが洒落ていて、裸のまま持ち歩きたくなる

Samsung SSD 840 スペック表
容量 120GB 250GB 500GB
シーケンシャルリード 530MB/sec 540MB/sec 540MB/sec
シーケンシャルライト 130MB/sec 250MB/sec 330MB/sec
ランダムリード(QD32) 86,000 IOPS 96,000 IOPS 98,000 IOPS
ランダムライト(QD32) 32,000 IOPS 62,000 IOPS 70,000 IOPS
ランダムリード(QD1) 7,900 IOPS
ランダムライト(QD1) 29,000 IOPS
キャッシュ容量 256MB 512MB 512MB
その他機能 AES 256bit暗号化、Garbage Collection、TRIM、S.M.A.R.T
インターフェース SATA3.0(6Gbps)
外形寸法 69.85(W)×100(D)×7(H)mm
MTBF(平均故障間隔) 150万時間
製品保証 3年間

ノートPCのストレージもSSDを選ぶべき?

同社のサイトでは、バッテリー駆動時間が他社比で最長約50分向上をうたっている

 Windows 8では、スリープ中も定期的にネットにアクセスして、メールの受信状況やSNSの更新などをチェックする「Connected Standby」という機能を備えている。PCをスマホライクに使える便利な機能だが、ノートPCやタブレットでは消費電力が気になるところ。「Samsung SSD 840」では、動作時で45パーセント、待機時は30パーセントもの節電を実現。モバイルPCにも、ぜひ搭載したい。

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