最新スマホが次々登場 Mobile World Congress 2012レポート 第7回
スマホと合体したい…… スマホ+タブレットの合体モデルも
最強スペックで「ASUS Transformer Pad」が登場
2012年02月28日 12時00分更新
すでに本サイトでもニュース記事を掲載しているが(関連記事)、ASUSTeK Computerはスマホとタブレットを合体して使える「PadFone」を発表。MWC 2012会場近くで行なわれたイベントでは、PadFoneだけでなく、キーボードを着脱して利用できるタブレット端末、「Eee Pad Transformer」改め「ASUS Transformer Pad」の新ラインナップも公開された。
本記事ではASUS Transformer Padについて詳しく見ていこう。
最上位モデルとエントリーモデルが新たに追加
LTE版も用意されている
まず新製品は「Transformer Pad Infinity 700」と「Transformer Pad 300」の2シリーズ。現行モデルの「Eee Pad TF201」は、「Transformer Pad Prime 201」という名称になることを考えると、Transformer Pad Infinity 700は最上位、Transformer Pad 300は購入しやすい価格のエントリーモデルと考えられる。
実際、Transformer Pad Infinity 700のスペックは超強力である。ディスプレーは10.1型スーパーIPS+液晶で解像度は1920×1200ドット。CPUはクアッドコアのTegra 3で動作クロックは1.6GHz。
さらにLTE版も用意されており、こちらはCortex-A15ベースとなる新設計のデュアルコアのSnapdragon(MSM8960)で動作クロックは1.5GHz。デュアルコアとはいえ、最新コアを搭載するだけに単純にコア数だけで判断しない方がよさそうだが、いずれにせよ高速であることは間違いないはずだ。
Transformer Pad 300はエントリークラスとはいっても、CPUはやはりクアッドコアのTegra 3。10.1型のIPS液晶で画面解像度は1280×800ドット。こちらもLTE版が用意されるとのこと。
ともに発売は2012年第2四半期を予定している。
この連載の記事
-
第22回
スマホ
Mozillaがスマホ用OS「B2G」に乗り出す理由を聞いた -
第20回
スマホ
「2015年にトップ3を目指す」 中国Huaweiのスマホ戦略 -
第19回
スマホ
Ericsson CTO「スマホ時代、高性能なネットワークが重要」 -
第18回
スマホ
Nokiaに聞くWPとエコシステム戦略、そして4100万画素カメラ -
第17回
スマホ
ノキアブースでWP7端末や4100万画素スマホに触ってきた -
第16回
スマホ
クアッドコアスマホの一番乗り? Tegra 3搭載製品を俯瞰した -
第15回
スマホ
ファーウェイブースにはクアッドコア搭載タブレットもあった! -
第14回
スマホ
MWCで影が薄いインテル スマホCPUの競争はどうなる? -
第13回
スマホ
パナも5型スマホをリリース 「ELUGA」で本気の海外展開 -
第13回
スマホ
LGブースの目玉は5型スマホ 4コアのハイエンド端末も -
第12回
スマホ
これはビックリ! HTCとKDDIが日本に特化した端末を開発 - この連載の一覧へ