冷却性能が優秀
いつも通り、PC本体のベンチマークも行った。ちなみに、今回の評価機が搭載するCPUは、Penryn世代のCeleronで、シングルコア/シングルスレッドで動作する。動作周波数は2.30GHzだ。使用したベンチマークソフトは「CrystalMark2004R3」である。結果は総合性能を表すMarkが「47452」となり、搭載パーツを考えれば妥当な数値と言える。
Windows エクスペリエンス インデックスでは、グラフィックスの3.4、ゲーム用グラフィックスが3.3の評価となっているが、それ以外は5.0前後となっている。グラフィックスの評価が若干低めだが、Windowsの挙動やブラウザー表示がもたつくなどということはなかった。
ノートPCとしてはパーツの冷却能力も気になる。熱が常にこもった状態では、安定動作を妨げたり、PCの寿命を縮めることになる。そこで計測には、CPU温度を表示できる「Core Temp」を使用した。
結果、アイドル時は34゚C前後で安定し、「CrystalMark2004R3」実行時の最高温度でも50゚Cを超えることはなかった。室温25゚での計測にしては優秀な部類に入る。
バッテリー駆動時間についても計測している。計測ソフトには「BBench」を使い、キーストロークとWeb巡回をONに設定。PC側は無線LANをON、輝度は50%に設定した。
今回の評価機では、バッテリー残量2%で自動的に休止状態に移行した。それまでの駆動時間は1時間36分32秒だ。
この連載の記事
-
第39回
デジタル
堅牢性に自信あり! 「HP EliteBook 2560p」 -
第38回
ビジネス
タブレットでもCore i5搭載、「Eee Slate B121」の実力は? -
第37回
デジタル
高質感・高拡張性のプロ仕様、「HP ProBook 6560b」 -
第36回
ビジネス
パナソニックの「TOUGHBOOK CF-31」を試す -
第35回
デジタル
顔認証と省電力「HP 8200 Elite All-in-One」の実力検証 -
第34回
デジタル
薄さ10mm、HPの持ち運べる液晶「L2201x」を試す -
第33回
ビジネス
デルの「OptiPlex 990」を試す -
第31回
デジタル
ついに第2世代Core i搭載した「ThinkCentre M91p」 -
第30回
ビジネス
富士通、次世代Atom搭載の全部入りスレートPC「STYLISTIC」 -
第29回
デジタル
マウスコンピューターの「MPro-iS210B」を試す - この連載の一覧へ