7月8日、東芝は電力需要の平準化に貢献する「ピークシフト」機能を提供するソフトウェア「東芝ピークシフトコントロール」の無償公開を開始した。
東芝ピークシフトコントロールは、シャットダウン状態でもAC電源からの電源供給をコントロールする。設定したバッテリー充電禁止時間中にPCをシャットダウンしても、バッテリー充電されることがないため、夏の日中などの電力ピークの時間帯の省電力化につながるという。
今回公開されたソフトウェアの対象は、同社のノートPCの2011年夏モデル、
- dynabook Qosmio T551
- dynabook T551
- dynabook T351
の3機種。すでに、dynabook 851/T751/R731には標準搭載されており、これによって、今夏モデルのノートPC全機種にあたる6機種22モデルでピークシフト機能が利用可能になった。
なお東芝では、夏の電力不足に対応するため、ピークシフトやecoモードの設定など上手に節電する方法を記載したPC版「節電book」を用意する。これは、店頭で入手できるほか、同社のWebサイトからダウンロードすることも可能だ。