このページの本文へ

東北地方太平洋沖地震&計画停電のまとめ 第45回

青森市の「ページワン」と提携し、自治体や救援活動を行うNPO向けに提供

マイクロソフト、避難所運営用にCRM Onlineを無償提供

2011年03月23日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 3月22日、日本マイクロソフトは避難所の運営をスムーズにできるソリューション「震災復興支援システム」の無償提供を開始した。青森県青森市に本社を置くシステムインテグレータ「ページワン」と提携して行なうもので、東北地方太平洋沖地震の被災地域の自治体や救援活動を行うNPO向けに提供する。

Dynamics CRM Onlineを使った避難所運営支援サービス

 震災復興支援システムは、CRM(顧客関係管理)のクラウドサービス「Microsoft Dynamics CRM Online」を、被災地域の避難所運営に最適化したもの。

  1. 避難者・避難所管理
  2. 支援団体管理
  3. 支援物資管理

といった避難所運営に必要な情報の一元管理が行なえる。これにより、避難所の運営を効率的にできるという。

 利用にあたっては、自治体やNPO担当者が、専用Webサイト「震災復興支援システム」で申し込みを行なう。すると、事務局より導入に必要な情報が個別に電子メールで案内されるので、Dynamics CRM OnlineをマイクロソフトのWebサイトから申し込み、利用環境を設定後にテンプレートをダウンロードすればよい。

カテゴリートップへ

この連載の記事