東北地方太平洋沖地震&計画停電のまとめ 第33回
オプションを使った災害対策ビデオも公開
マシンをいち早く復旧!簡単リカバリガイド【CA ARCserve編】
2011年03月17日 17時30分更新
今回の東北地方太平洋沖地震をはじめとする一連の地震や計画停電の影響で、PCやサーバーに異常が発生したり、障害が発生することは増えている。そのため、こうした障害からいち早く正常な環境への復旧を実現するため、バックアップからシステムのリカバリを行なう機会も増えるはずだ。そこで、編集部ではバックアップソフトを提供する主要各社にバックアップとリカバリ手順に関する情報提供をおねがいした。以降、メーカーごとに紹介する。なお、「リストア」という表現も含め、ここではシステムの復旧作業を総称して「リカバリ」と表記する。
第2弾はCA technologiesのバックアップソフト「CA ARCserveシリーズ」のバックアップ&リカバリ手順だ。まず同社は 「【重要なお知らせ】 東北地方太平洋沖地震のご支援について」として専用の緊急窓口を用意している。ARCserve製品のメディアやライセンスキーの破損/紛失などにいち早く対応するための電話番号とメールの窓口、以下で説明するバックアップやリカバリの手順が掲載されているほか、今後は計画停電によるシステム停止起動時の考慮/注意、災害時のバックアップ/復旧関連情報などを、随時掲載していくとのことなので、CA ARCserveのユーザーはきちんとチェックしておきたい。
さて、CA ARCserveシリーズにはバックアップソフト「CA ARCserve Backup」とリアルタイムな同期ツール「CA ARCserve Replication」、そしてディスクベースのイメージバックアップソフト「CA ARCserve D2D」の3種類が用意されている。ここではCA ARCserve Backupのバックアップ&リカバリ手順は以下のとおりになっている。
リカバリ手順は、テープ装置、ファイルサーバー、デデュープ(重複排除)装置などデバイスを問わず共通。「リストアマネージャー」を起動し、「リストアジョブ」を新規に作成・実行までが載っているほか、オプション設定のポイントも掲載されている。
、また、災害により、サーバーが壊れたり、データが消失した場合に、惨事復旧ができるオプションの使い方をオンラインデモで説明しているサイトも用意されている。
「惨事復旧オプションによるリカバリ実践ビデオ」(Flash)
復元中に停電が起こり、給電がストップする危険性もあるので、必ず計画停電等のスケジュールを確認して行なおう。
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