このページの本文へ

行っとけ! Ubuntu道場! 第33回

~師範、画像とスクリーンショットはどうすればいいですか?~

2010年12月23日 16時00分更新

文● hito(Ubuntu Japanese Team) イラスト●瀬尾浩史

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Picasaは?

編集S:この手の話題だと、Windowsでも同じものを使える方がいい、って展開になるだろうけど、そうするとPicasa使ってる人がいるとナイス。

瀬尾浩史:イラストのラフとかWebサービスの方のPicasaにアップロードして確認してもらってるペン。「限定公開」便利なのペン。

hito:URLを知っている人だけがアクセスできる、ってやつですね。

瀬尾浩史:ラフができる→Picasaにアップロードする→OKそうならペン入れする、って感じなのペン。

ミズノ:“ペン”入れ……。

瀬尾浩史:な、なにか違う意味で理解してないかペン?

やまね:きっと味噌入れとかいう工程もあるに違いない……。

編集S:ないない。

村田:遅ればせながら、カシオのEX-V7を使ってるで味噌。買った当時は数少ないH.264で保存できるカメラだったので味噌。しかもステレオマイクが付いているので、動画撮影できるコンパクトデジカメとしては強いので味噌。

ミズノ:それをPicasaと連携してる?

村田:で、撮影した画像は特に編集することなくそのままPicasaウェブアルバムに「googlecl」使ってアップロードするで味噌。一緒に行動してる人に見せたい場合、そのリンクをメールで送る、といった感じで味噌。Androidで撮影したものは、そのままTwitpicやPicasaウェブアルバムにアップロードするので、こっちだとUbuntuが介在する場面がないで味噌。

編集S:googlecl! 便利に使ってる人を初めて見た気がする。

あわしろいくや:Google関連のサービスをコマンドラインから操作できるやつですな。

村田:画像がたくさんあると、GUIで選択してアップロード……とか面倒なので味噌。googleclならまとめてアップロードできるので味噌。

小林:Picasaを使う大きなメリットかもしれませんね。

hito:Windows版もUbuntu版もあっていい感じですね。同期もけっこう速いし。googleclもクロスプラットフォームだし。……Windows環境でPythonセットアップしないといけないんですけどね。

小林:Picasa本体のUbuntu版はWineで動くパターンですね。

Ubuntu上で動作しているPicasaの様子。Windows向けのインストーラが動作することからも分かるように、実は内部ではWineで動いている。わりとサクサクなので、連携するストレージサービスがPicasaなら超オススメ

あわしろいくや:Picasa、マシンパワーに余裕があればサクサク動きますし。そういえば、高スペックマシンなら大抵のアプリケーションはサクサク動くんじゃ、とか思ってると違うあたりが不思議ですよねぇ。

ミズノ:ハイスペックマシンでも、二昔前ぐらいのマシンでも体感性能変わらないアプリはありますねぇ。あれは不思議。

hito:まあ純粋な計算だけじゃなかったり、マズめのアルゴリズムだったりするとマシンスペックが良くなっても動作が速くならない、ってことはありますね。

村田:写真はバックアップしておかないと取り返せないデータの代表なので味噌。容量もそこそこ大きくファイルの数も多いので、5ドル/年で20GBのPicasaウェブアルバムは強いので味噌。

やまね:Google関連サービス共通で使える契約なやつだよね?

村田:Gmailとかも合わせて20GBまで使えるようになるで味噌。他のサービスだと月額レベルの金額なので味噌。

hito:Picasaの容量、じつはGmailの容量とも共有なので、Gmailを容量ぎりぎりまで使ってる人はそのアカウントでPicasaを使うとちょっと哀しいことになるかもしれない。追加容量買ってあげてください。20ドルで80GB、50ドルで200GB、100ドルで400GBぐらい使えます。それぞれ年間。

小林:Flickrだと年額24.95ドルで容量無制限になりますね。写真と動画以外はアップロードできませんし、「共有」するのが基本なので直接比較するのには向かないように思いますが。

瀬尾浩史:思想が違うから比べない方がいいと思うペン……。

ミズノ:Flickrはソーシャルネットワーキングサイトみたいな属性もありますからね。タグ付けて他の人と画像を共有したり、写真にライセンスを定義しておいて、他の人にも使ってもらったり、なんていう発想。

hito:PicasaはShotwellやF-Spotからも利用できるけど、一度はPicasaフォトマネージャも試してみて欲しい気がする。いかにもGoogleっぽいというか、Chrome/Chromiuimとそれなりに統一された動作がポイント。


(次ページへ続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン