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3Dに録画機能にLED! 冬ボで買いたい最新テレビ/BDレコ 第6回

日立「Wooo」&三菱「REAL」――画質、機能で驚愕の実力!

2010年11月24日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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オートターンなどユニークな機能も充実
三菱電機「REAL」

 続いて三菱電機の「REAL」を紹介しよう。同社は録画テレビの人気の高まりに合わせて、いち早くHDD+BD内蔵モデルを投入。BDレコーダーと同等の高機能を盛り込み、テレビとBDレコの両方を買いたいというユーザーの注目を集めた。


三菱電機「REAL」のラインナップ
シリーズ名 パネル 画面サイズ 録画機能 実売価格
MDR1 4倍速液晶
DIAMONDパネル
3D対応、LED
55V/46V/40V BD
内蔵HDD
(1TB)
38/29/24万円前後
BHR400 倍速液晶
DIAMONDパネル
46V/40V/32V/26V BD
内蔵HDD
(500GB)
23/19/12/10万円前後
BHR300 倍速液晶 42V BD
内蔵HDD
(320GB)
18万円前後
MZW300 倍速液晶
DIAMONDパネル
52V ―― 23万円前後
MLW1 倍速液晶
DIAMONDパネル
LED
40V ―― 13万円前後
MXW400 倍速液晶 40V ―― 9万円前後
ML1 液晶
LED
32V/22V ―― 7/4.5万円前後
BL1 液晶
LED
19V ―― 4万円前後
LB1 液晶
LED
19V ―― 4万円前後
MX45 液晶 32V/26V/22V ―― 6/5.8/5.2万円前後
MX40 液晶 32V/22V/19V ―― 5.5/5.2/4.5万円前後
ATL40 液晶 19V ―― 4.5万円前後

 ラインナップはシリーズ数こそ多いが、各シリーズのサイズラインナップが少ないのが特徴。HDD+BD内蔵で3Dにも対応した「MDR1」(55V/46V/40V)、HDD+BDの2Dモデル「BHR4000」(46V/40V/32V/26V)、「BHR300」(42V)と、高画質モデルの「MZW300」(52V)、スタンダードモデル「MLWシリーズ」(40V)、「ML」シリーズ(32V/22V)などで構成される。

三菱で紹介するのは「LCD-40MDR1」(左)と「LCD-40MLW1」(右)

 今回は、最上位モデルである「LCD-46MDR1」(実売29万円前後)とスタンダードモデルの「LCD-40MLW1」(同13万円前後)シリーズを取り上げる。


誰でも使いやすい簡単操作を重視
情報量豊かな精細画質も魅力

画面の左側にポップアップする操作メニューの画面(LCD-46MDR1)。「録る」「見る」などの目的別メニューで、わかりやすく整理されている。ダビング機能はディスクをセットしていないと使用できないなど、「今できること」が判別しやすい

画面の左側にポップアップする操作メニューの画面(LCD-46MDR1)。「録る」「見る」などの目的別メニューで、わかりやすく整理されている。ダビング機能はディスクをセットしていないと使用できないなど、「今できること」が判別しやすい

 三菱のテレビの使い勝手は、一言で言うと「迷わず使える簡単操作」である。これはメニュー画面やリモコンのデザインなどにも現われている。

 同社のテレビは、コントラスト感の高い精細な画質など、画質にこだわる人にも人気があるが、簡単でわかりやすい操作も大きな魅力と言っていいだろう。

省エネ関連機能をまとめて設定できる「らくらく設定」。面倒な設定をまとめて行なえるなど、簡単操作が充実

省エネ関連機能をまとめて設定できる「らくらく設定」。面倒な設定をまとめて行なえるなど、簡単操作が充実

 操作メニューも簡潔で分かりやすいし、画質モードや明るさセンサーなど、省エネ関連の設定をまとめて行なえる「らくらく設定」など、操作しやすいような工夫が施されている。

消費電力や、累積の省エネ効果を表示できる「ECOモニター」。毎月の電気代の節約量なども確認できる

消費電力や、累積の省エネ効果を確認できる「ECOモニター」。毎月の電気代の節約量などが一目でわかる

部屋の明るさに合わせて画面の輝度を調整する「明るさセンサー」は、強/中/弱/切の4段階で選択が可能

部屋の明るさに合わせて画面の輝度を調整する「明るさセンサー」は、強/中/弱/切の4段階で選択が可能

視聴者設定により、視聴する人の年齢に合わせた見やすい画質に切り替えられる。「標準/ジュニア/シニア/切」から選択可能

視聴者設定により、視聴する人の年齢に合わせた見やすい画質に切り替えられる。「標準/ジュニア/シニア/切」から選択可能

 省エネ関連では「ECOモニター」が面白い。省エネ機能による電力や電気代、CO2排出の削減量を積算して表示できる。節約した量が数値で確認できるので、テレビの電気代が気になる人には頼りになるだろう。

 画質調整は画質モードの切り替えだけでなく、視聴者の年齢に合わせた画質の補正が行なえるなど、ファミリーユースに配慮したものになっている。

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