BDドライブはスタンドに内蔵
続いて外観や装備を見ていこう。入力端子などの装備はHDMI入力3系統など、標準的なもの。HDD+BD内蔵なので十分な装備といえる。BDドライブは、三菱だけがスタンド部分に内蔵。見た目は少々大げさだと感じるかもしれないが、ディスクの出し入れなどはこちらの方が使いやすい。
そして、左右のスピーカーがウーファーを含んだ3つずつ。センタースピーカーだけでも4つと、合計10個のユニットを配列した「新DIATONEスピーカーシステム」が大迫力だ。スピーカーボックスも大型で、迫力ある音を再現。3D対応モデルということで、音質にもこだわった作りになっている。
使い勝手とは裏腹に
画質設定はマニアック
フレンドリーな操作感を実現したREALだが、画質・音質に関しては硬派だ。設定機能を見ても、マニアックと言えるほど設定項目が多い。
高画質化機能では、上位モデルだけが備える超解像技術「ダイヤモンドHD」を備える。画質的にも、映像の情報量が極めて多く、放送やBDソフトなど、元の情報を出し惜しみなしで描き出すかのような高精細な映像だ。
以前のモデルでは暗部のノイズ感などが目立ちやすかったが、本機はノイズのチラツキもかなり抑えられ、鮮明ですっきりと見やすい映像になっている。この情報量の多さは現在の薄型テレビでも1、2を争うものだろう。
その分、ダイヤモンドHDを使っても、ことさらに情報量が増える印象はなく、輪郭や色の変化がより明瞭になるように変化する。よりキリっとした映像にするなど、ちょっとメリハリを効かせる感じで使うと良さそうだ。
このほか、音声設定も極めて詳細だ。AAC音声など圧縮音声での欠落した情報を補間する「ダイヤトーンHD」をはじめ、ヘッドホンサラウンドや疑似サラウンド機能まで備えている。
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