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3Dに録画機能にLED! 冬ボで買いたい最新テレビ/BDレコ 第6回

日立「Wooo」&三菱「REAL」――画質、機能で驚愕の実力!

2010年11月24日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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洗練された使い勝手を実現
長時間対応の8倍録画機能

「ZP05シリーズ」の番組表。右下には視聴中の番組を小画面で表示できる。ジャンル別色分け表示や、録画番組の赤マル表示など、より見やすく改良された

「ZP05シリーズ」の番組表。右下には視聴中の番組を小画面で表示できる。ジャンル別色分け表示や、録画番組の赤マル表示など、より見やすく改良された

 上のメニューのデザインは、ZP05/XP05シリーズのものだが、ほかのシリーズも基本的な構成は共通。番組表は、録画予約した番組を“赤マル”で表示するなど、従来機種からより親しみやすいデザインとなった。

操作メニューは簡潔な表現でシンプルにまとめられている。ポップアップ表示で、視聴しながらメニュー選択が可能

操作メニューは簡潔な表現でシンプルにまとめられている。ポップアップ表示で、視聴しながらメニュー選択が可能

ジャンル検索の画面。左にジャンルやサブジャンルが表示され、類似するジャンルの確認などもしやすい。検索速度も十分に速い

ジャンル検索の画面。左にジャンルやサブジャンルが表示され、類似するジャンルの確認などもしやすい。検索速度も十分に速い

 文字などの視認性もより向上している。番組の検索も、ジャンル別検索のほか、ジャンルやキーワードを組み合わせた検索も可能。登録した検索内容は記憶させておくこともできるので、よく検索する内容をいちいち入力せず、すぐに最新の番組情報から検索できる。

ジャンルやキーワードを組み合わせて検索することが可能。検索方法も「いずれかを含む/すべてを含む」などを指定できる

ジャンルやキーワードを組み合わせて検索することが可能。検索方法も「いずれかを含む/すべてを含む」などを指定できる

裏番組の表示はサムネイル付き。十字キーの左右でチャンネルを切り換えることができる

裏番組の表示はサムネイル付き。十字キーの左右でチャンネルを切り換えることができる

 裏番組の情報は、画面下部に小画面表示付きで表示される。1チャンネルずつ、放送中の裏番組の内容をサムネイル付きで見られるのは便利だ。

録画モードの切り替え画面。HD画質の最長モードは8倍相当で、24倍相当の録画モードはSD画質となる。録画モードの切り替え時に、HDD容量の残りを確認できるのは便利だ

録画モードの切り替え画面。HD画質の最長モードは8倍相当で、24倍相当の録画モードはSD画質となる。録画モードの切り替え時に、HDD容量の残りを確認できるのは便利だ

視聴中の番組を録画した場合、終了時間の設定も行なえる。番組が終わるまで録画するほか、最大6時間まで録画し続けることができる

視聴中の番組を録画した場合、終了時間の設定も行なえる。番組が終わるまで録画するほか、最大6時間まで録画し続けることができる

 そして、最大の特徴である録画機能では、最長8倍の長時間録画に対応。これは全モデル共通だが、ZP05/XP05シリーズだけは8倍相当のモードでもMPEG-4 AVCエンコードとなっており、画質面でも有利になっている。

 視聴中の番組録画も、リモコンの録画ボタンを押すだけで素早くスタートでき、終了時刻もその場で設定できるなど使い勝手は良好だ。

録画番組リストの画面。メディア別>コンテンツ別>ジャンル別という感じで、番組が自動的に整理される

録画番組リストの画面。メディア別>コンテンツ別>ジャンル別という感じで、番組が自動的に整理される

内蔵HDD内の録画番組を表示したところ。番組名別のほか、ジャンル別、自由に番組を整理できるフォルダ別の表示が可能

内蔵HDD内の録画番組を表示したところ。番組名別のほか、ジャンル別、自由に番組を整理できるフォルダ別の表示が可能

 録画した番組のリストは、内蔵HDDとカセットHDD「iVポケット(iVDR-S)」のメディアごと、録画番組や写真、動画などの種類別、そして番組タイトルやジャンルごとに自動で分類して表示される「ワケ録」に対応。特定の番組だけを選択してフォルダに整理することも可能で使い勝手がいい。

 HDD内の番組をカセットHDDへダビングすることも自由にできる。このあたりは、HDDに著作権保護機能を備えた日立ならではの特徴で、他社の外付けHDDへの録画と異なり、カセットHDDに録画またはムーブした番組は、iVポケット搭載機器で自由に再生できる。

 そのため、テレビを買い替えたときでも、大事な番組をカセットHDDに残して保存しておけば、iVポケット再生機などを使ってそのまま視聴できるわけだ。

 ZP05/XP05シリーズのもうひとつの新機能として、パナソニック製BDレコーダー「DIGA」との連携がある。具体的にはネットワークを使ったダビング機能に対応。内蔵HDD/カセットHDDを問わず、ネットワーク経由でパナソニックのBDレコに番組をダビングできる。これを使えば、録画番組をBDで保存することも可能で、気軽にHDDに録ってしまったが、やっぱり長期保存したいという人も安心だろう。

ネットワーク機能「Wooonet」のトップ画面。各サービスの新着情報などが表示される。新たにGガイドの「注目番組」にも対応

ネットワーク機能「Wooonet」のトップ画面。各サービスの新着情報などが表示される。新たにGガイドの「注目番組」にも対応

「注目番組」の表示。日付別、ジャンル別などで、およそ1ヵ月分のおすすめ番組を確認できる

「注目番組」の表示。日付別、ジャンル別などで、およそ1ヵ月分のおすすめ番組を確認できる

 ネットワーク機能では、「Wooonet」のポータル画面が一新され、対応したサービスの新着情報などが表示されるようになった。特に「アクトビラ ビデオ・フル」などの新着ソフト情報がすぐにわかるのは便利だ。

 さらに、Gガイドの提供する「注目番組」がインターネット経由で利用できるようになった。各局のおすすめ番組を1ヵ月分先取りで確認できる。このほか、日立独自の動画配信サービスや、携帯電話などから伝言を送れる「メッセージボード」機能などの、独自サービスも盛り込まれている。

 DLNA機能の設定などもわかりやすく、接続するサーバー機器に「リビングのBDレコ」など、自由に名前をつけられるのも便利だ。BDレコーダーの型番をいちいち覚えていない人や、2台、3台持ちの人でも気軽に使えるようになっている。

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