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物欲AVコモノ道 第64回

水中でも撮れる低価格ビデオカメラ2機種をチェック!

2010年08月16日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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画質はどちらも予想以上にクリア

左がDMX-CA100、右がplaysportの水中撮影画像。両方とも水の底に沈めた学習教材を1mほど離れたところから撮影。DMX-CA100はAFということもあって解像感が高く、文字もクリアに見える。playsportはパンフォーカスということもあり、被写体との距離がこの程度だとピントが甘くなってしまう

 今回、実際に水中での撮影を行なってみた。いずれの機種も予想以上にクリアに撮影することができた。特にDMX-CA100はオートフォーカスであること、そしてレンズの解像感もあってクリアに被写体が描写されている。またズームを使った撮影やマクロ撮影が楽しめるのも強みになるだろう。

 一方playsportは圧縮率が高めになっているのか、DMX-CA100と比べるとブロックノイズが目立つ。またマクロモードも搭載されていないため、基本的に撮影可能距離である1mよりも手前にある被写体にピントを合わせることはできない。たとえば海辺の生物を近寄ってアップで撮影したいといった場合には注意したい。

 ただplaysportのメリットは、何と言っても2万円以下で購入できる価格の安さ、そして気軽に持ち出して使える携帯性の高さだろう。防水ということでさまざまなフィールドに持ち出して使えることもあり、場所を問わずに気軽に動画を撮影できるビデオカメラとしての魅力は大きい。


本気で撮るならDMX-CA100、気軽に持ち歩くならplaysport

DMX-CA100では「シーンセレクト」や「フィルター」といった撮影機能も利用可能だ

playsport

playsportにはHDMIケーブルも付属する。意外にケーブルも高いので、コストパフォーマンスは高い

 どちらも水中の様子が撮影できるのはもちろんだが、水しぶきなどを気にせずにプールサイドや海辺で使えるほか、冬になればスキーやスノーボードのお供としてゲレンデで使っても楽しい。

 その際、しっかり撮りたいのであればDMX-CA100を、気軽に持ち歩くことを重視するならplaysportを選ぶといいだろう。


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