画質はどちらも予想以上にクリア
今回、実際に水中での撮影を行なってみた。いずれの機種も予想以上にクリアに撮影することができた。特にDMX-CA100はオートフォーカスであること、そしてレンズの解像感もあってクリアに被写体が描写されている。またズームを使った撮影やマクロ撮影が楽しめるのも強みになるだろう。
一方playsportは圧縮率が高めになっているのか、DMX-CA100と比べるとブロックノイズが目立つ。またマクロモードも搭載されていないため、基本的に撮影可能距離である1mよりも手前にある被写体にピントを合わせることはできない。たとえば海辺の生物を近寄ってアップで撮影したいといった場合には注意したい。
ただplaysportのメリットは、何と言っても2万円以下で購入できる価格の安さ、そして気軽に持ち出して使える携帯性の高さだろう。防水ということでさまざまなフィールドに持ち出して使えることもあり、場所を問わずに気軽に動画を撮影できるビデオカメラとしての魅力は大きい。
本気で撮るならDMX-CA100、気軽に持ち歩くならplaysport
どちらも水中の様子が撮影できるのはもちろんだが、水しぶきなどを気にせずにプールサイドや海辺で使えるほか、冬になればスキーやスノーボードのお供としてゲレンデで使っても楽しい。
その際、しっかり撮りたいのであればDMX-CA100を、気軽に持ち歩くことを重視するならplaysportを選ぶといいだろう。
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