三洋電機から、デジタルムービーカメラ「Xacti」の新機種「DMX-CS1」が2月19日に発売される。光学ズームレンズ搭載のフルHDビデオカメラとしては世界最小・最軽量だという。予想実売価格は4万円前後。
幅62.5×奥行き26.8×高さ123.5mm、重量は本体のみで142g。従来モデルの「HD2000」(奥行き54.5mm)と比較して約半分の薄さを実現している。
撮像素子は有効約280万画素(HD動画撮影時)のCMOSセンサーを搭載。レンズは光学9倍で焦点距離は35mm換算で38~380mmとなる。電子式手ブレ補正と顔検出機能を搭載する。
撮影時の録音は「サウンドズーム」機能により、広域の音を拾う「ワイド」、正面の音を中心に集音する「ガンマイク」、ズーム倍率に合わせて指向性を調整する「ズーム連動」の3つから選択できる。記録媒体はSD/SDHCメモリーカードのほか、新しいSDメモリーカード規格である「SDXC」にも対応する。
なお、同社はXactiブランドでリニアPCMレコーダーを発売することも発表した。9.4mmという薄さと約46gの軽さが特徴。microSDカードスロットを搭載し、記録形式はリニアPCMとMP3に対応する。