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物欲AVコモノ道 第19回

これはお買い得! BD対応のAVアンプを導入

2009年08月24日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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テーブルの上にAX-V465を置いてセッティング。テレビの横にあるのが今回利用するスピーカーで、設置してみると意外と大きかった

テーブルの上にAX-V465を置いてセッティング。テレビの横にあるのが今回利用するスピーカーで、設置してみると意外と大きかった

HDMIで配線もラクラク! のはずが……

 さて、家に帰って早速セッティングだ。まず接続したのはスピーカーで、前述のとおりデノンのシステムコンポで使われていたスピーカー「USC-M50」と、AX-V465のフロントスピーカー端子をスピーカーケーブルで接続する。

  続けてDVDレコーダーとAX-V465、AX-V465とREGZAをそれぞれHDMIケーブルで接続する。アナログ接続の場合、映像と左右の音声で計3本のケーブルが必要だったが、HDMIなら1本で済むためスッキリと配線できる。

HDMI端子に、テレビと接続するケーブルを差し込んでいるところ

HDMI端子にテレビと接続するケーブルを差し込んでいるところ。アナログなら3本のケーブルが必要だが、それがHDMIなら1本で済むため想像以上にセッティングは楽、と思ったが……

 これにより、DVDレコーダーから出力される音声をAX-V465で出力できるようになった。しかしこの状態では、REGZAのチューナーを使って視聴する番組の音声をAX-V465で出力することはできない。確かに両者はHDMIで接続されているが、これはAX-V465からREGZAへの片方向の接続であり、逆向きに音声信号が送られるわけではないからだ。

 そのため、テレビ番組の音声をAX-V465経由で聴くためには、REGZAの音声出力端子とAX-V465の音声入力端子をつなげなければならない。REGZA H8000には光デジタルの音声出力端子があったので、今回は光デジタルケーブルでAX-V465と接続した。

 このREGZAの音声出力端子からは、現在アナログで接続しているWiiやセットトップボックスなどの外部機器の音声も出力される。このため、わざわざこれらの機器をAX-V465経由でREGZAに接続する必要はない。

 なおHDMIの最新バージョンである「1.4」では、逆向き、つまり受信側から送信側に対して音声を送信できる仕様が追加されている。今回の例で言えば、テレビとAVアンプを1本のHDMIケーブルで接続すれば、光デジタルケーブルを使わずにテレビ側の音声をAVアンプに送ることができるようになるわけだ。このHDMI 1.4が普及すれば、AVアンプの配線はさらに楽になるだろう。

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