このページの本文へ

無料アクセス解析の定番「Google Analytics」

2009年06月23日 08時00分更新

小泉貴幸/通販旬報社

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

グーグルを筆頭とするさまざまな企業が、無料で使えるWebマーケティングツールを提供している。SEO/SEM、LPO、アクセス解析ツールなど、ネットショップやプロモーションサイトを運営しているなら、使わない手はない。“使えるツール”だけを全部で30本、月曜~金曜日までの毎日1本ずつ紹介する。 ⇒ラインナップ一覧

個人サイトから企業サイトまで利用するグーグルのログ解析サービス


 ネットショップにしろプロモーションサイトにしろ、Webサイトを運営する上で最低限必要なツールの1つが、アクセス解析だ。リアルショップなら店を開けているだけでもどんなお客が訪れているか分かるが、ネットではただサイトを運営しているだけでは何人がサイトに来ているのか、どんな商品(ページ)を見ているのかすら分からない。アクセス解析ツールを使えば、お客がどんなキーワードでサイトにやってきたのか、お客様がどのページで離脱したか、どんな検索エンジンからどれくらい誘導できているか――など、Webサイトの改善に不可欠なさまざまな指標を取得できる。

 だがアクセス解析ツールは従来、高価な製品がほとんどで、導入には数十万~数百万円の投資が必要だった。その常識を打ち破ったのが、2005年にグーグルが始めた「Google Analytics」だ。Google Analyticsはアクセス解析の基本機能と充実したレポート、導入のしやすさ、システムの安定性、「Google AdWords」との連携などが評価され、押しも押されもせぬ人気アクセス解析ツールとなった。現在では個人ブログからネットショップ、企業サイト、ポータルサイトまで幅広く利用されている。

Google Analytics
無料アクセス解析ツールの定番「Google Analytics」

 Google Analyticsのレポートメニューは、(1)ユニークユーザー数や平均ページビュー、滞在時間、直帰率などの「ユーザー解析」、(2)参照元サイトや検索エンジンの種類、キーワードやキャンペーン管理からなる「トラフィック解析」、(3)人気ページや閲覧開始、離脱ページが分かる「コンテンツ解析」、(4)目標設定タグを埋め込んでコンバージョンを計測する「コンバージョン解析」――の4つで構成される。初めてアクセス解析ツールを導入するのなら、まずこれらのメニュー項目をマスターし、操作に慣れていこう。ある程度使えるようになって自社サイトに必要な要素が固まったら、上級者向けのカスタムレポート機能で必要な項目を絞り込んでいけばいい。

 無料ツールとしては極めて優秀なGoogle Analyticsだが、弱点もある。Google Analyticsの管理画面のデータが更新は約1日遅れで、リアルタイムではない。また、データの取得にJavaScriptを使っているため、JavaScriptオフの利用者の動向は分からない。ほかにも、月間500万PV以上の大規模サイトでは使えない、といった制限もある(Google AdWordsの広告主は無制限)。

 とはいえ、これだけの機能を無料で使えるツールといえば、現時点ではGoogle Analyticsのほかに選択肢はない。はじめから高価なアクセス解析ツールを導入する前にまずGoogle Analyticsを使い、その後、物足りなくなったら他のツールにステップアップを検討してもいいだろう。

■関連サイト

Web Professionalトップへ

この特集の記事

一覧へ
Web Professionalトップページバナー

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています

ASCII.jp会員サービス 週刊Web Professional登録

Webディレクター江口明日香が行く