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Google Analyticsの「コンテンツ」レポート (1/2)

2009年12月25日 20時25分更新

文●中野克平/デジタルコンテンツ部編成課

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※この記事は「現場でプロが培ったGoogle Analyticsの使い方」の第18回です。過去の記事も合わせてご覧ください。


 Google Analyticsの「コンテンツ」レポートでは、どのページからユーザーが訪れ、どのようにページを読んでWebサイトを去ったのかについての指標を確認できます。


上位のコンテンツ

「コンテンツ」→「上位のコンテンツ」

「コンテンツ」→「上位のコンテンツ」

 「上位のコンテンツ」レポートでは、コンテンツ(Webページ)のページビュー数、ページ別セッション数、平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率を、日別、週別、月別に確認できます。各ページのページビュー数そのものを日々把握する必要はありませんが、上位のコンテンツが何かは把握しておくべきです。

 「上位のコンテンツ」レポートは、表示形式を「比較」にして平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率を比較し、どのような違いがあるか確かめ、コンテンツの出来不出来、パフォーマンスを確認するとよいでしょう。


タイトル別のコンテンツ

「コンテンツ」→「タイトル別のコンテンツ」

「コンテンツ」→「タイトル別のコンテンツ」

 「タイトル別のコンテンツ」レポートでは、コンテンツ(Webページ)のページビュー数、ページ別セッション数、平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率を、日別、週別、月別に確認できます。「上位のコンテンツ」レポートでは、URL単位でページビュー数が多い順に並ぶのに対して、「タイトル別のコンテンツ」レポートでは、タイトル単位でページビュー数が多い順に並びます。URLが異なってもタイトルが同じであれば合算された指標になる点が、「上位のコンテンツ」レポートとの違いです。

 「タイトル別のコンテンツ」レポートは、表示形式を「比較」にして平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率を比較し、どのような違いがあるか確かめ、コンテンツの出来不出来、パフォーマンスを確認するとよいでしょう。


コンテンツの詳細

「コンテンツ」→「コンテンツの詳細」

「コンテンツ」→「コンテンツの詳細」

 「コンテンツの詳細」レポートでは、コンテンツ(ディレクトリまたはWebページ)のページビュー数、ページ別セッション数、平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率を、日別、週別、月別に確認できます。「上位のコンテンツ」レポートでは、URL単位でページビュー数が多い順に並ぶのに対して、「コンテンツの詳細」レポートでは、ディレクトリまたはWebページ単位でページビュー数が多い順に並びます。英語版では「Content Drilldown」と名付けられているとおり、ディレクトリ全体の指標が分かる点が「上位のコンテンツ」レポートとの違いです。Webサイトのコンテンツがディレクトリで分類されている場合は、Webページをディレクトリ単位にまとめた指標が分かるので便利です。Google Analyticsの利用を前提にするなら、Webサイトのディレクトリ構成を検討するときの材料になるでしょう。

 「コンテンツの詳細」レポートは、表示形式を「割合」にしてディレクトリ単位でページ別セッション数の割合(シェア)を理解したり、表示形式を「掲載結果」にしてディレクトリやWebページの平均ページ滞在時間を比較したり、表示形式を「比較」にして平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率を比較し、どのような違いがあるか確かめ、コンテンツの出来不出来、パフォーマンスを確認したりするとよいでしょう。

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