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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第49回

ココログとGizmode Japanを作った元祖ブロガー

2009年06月01日 12時00分更新

文● 古田雄介

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ブログ「ココログ」の開始に関わり、自ら「Gizmodo Japan」「小鳥ピヨピヨ」の編集に関わる、いちる氏に話を聞いた

 2003年12月3日、ニフティがブログサービス「ココログ」をスタートした。それから1年も経たないうちに日本のネット界にブログブームが起き、現在の隆盛につながっている。そのココログを企画し、プロジェクトの中心で急速な拡大の原動力になっていたのが、今回話を伺ったいちる氏だ。

 いちる氏は個人でも人気ブログ「小鳥ピヨピヨ」を運営し、編集長としてガジェット紹介ブログ「Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)」の指揮を執るなど精力的に活動。さらに、ブログ用CMS「Movable Type」の開発で名を馳せるシックス・アパートでメディア事業担当ディレクターを務めており、多方面から日本のブログ文化を力強く牽引し続けている。

 顔の見えるインターネット 第49回は、そんないちる氏に日本のブログシーンの特色と、サイト管理人としての戦略について聞いた。そして、多様化や細分化という最近の日本文化の傾向とは真逆に向かうような、力強い考えを教えてもらった。

小鳥ピヨピヨ

 日本にまだブログ文化が皆無だった2003年7月にスタートしたブログ。内容はネット上の面白ネタから、書籍のレビュー、IT情報、オタク系ニュースに至るまで多岐に渡るが、全体を通して各分野に特化した知識があまり必要のない分かりやすい内容になっている。このブログにより、2005年にアルファブロガー(同アワード運営委員会主催)となった。最近のアクセス数は2万弱PV/日という

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