長～く使える極上のPCケース2009 第2回

イケてるケース、ナイスなケースを紹介！

長～く使える極上のPCケース2009【クーラーマスター編】

気になるポイントをチェック！

　LANパーティへの対応も考慮しているせいか、SNIPERは設置性など、さまざまな工夫を随所に投入している。さらに内部には「こんなところにもファンを取り付けられるのか」と驚く、今までありそうでなかったギミックも。ユーザーの代表でもある、プロゲーマーの意見や要望が反映されたデザインは、一般的な自作PCユーザーにも便利と感じるものが多い。

ケース左サイドパネルの内側。開口部にはホコリの進入を防止するメッシュが張られている。パネルは1.8mm厚スティールを用いており非常に頑丈。脱着時にはズッシリと重さを感じるほどで、ファン回転によるビビリを軽減している

開口部のフレーム部分に開けられた穴に注目。これらはファン搭載用のねじ穴。ゲーマー向けケースでは珍しく、サイドファンはオプションとなるが、20cmファン×1、もしくは12cmファン×2を搭載可能

シャドウベイに搭載するすべてのHDDに、フロントパネルのファンから冷却風が当たるようになっている。このため、SATA･電源ケーブルの接続には右サイドパネルからのアクセスが必要

5インチベイは、ベイ部分に設置された機構により、ワンプッシュのツールレス方式でドライブを固定する

5インチベイパネルは“ツメ”でケースに固定する。5インチベイ内側から手を伸ばせば、すぐに着脱できる。パネル前面にメッシュが張られているのにも注目

24cm級ビデオカードの装着をシミュレート。シャドウベイとの空間には大きな余裕があり、30cm級ボードも無理せず装着可能だ

マザー裏面から固定するCPUクーラーも、マザーを取り外さずに装着できる。この部分はサイドパネルが約3～4cmくぼんでおり（もちろん外観では“ふくらんでいる”）、厚みのあるヒートシンクの装着も可能だ

(次ページへ続く)