個人向けネットブック「HP Mini 1000」などを発売する日本ヒューレット・パッカード(株)から、企業ユーザー向けネットブック「HP Mini 2140 Notebook PC」が発売された。今回は、直販のみで扱われている「10H/160/ダウングレードOSモデル」(NW018PA#ABJ)をレビューしてみたい。このモデルは、量販店等で販売されているモデルに比べて、OSをビジネス向けのWindows XP Professionalに変更し、さらに液晶パネルの表示解像度を向上させた上位モデルである。
ファミリー内個人から企業内個人へ
ネットブックが変わる?
さっそく使い勝手を見ていこうと思うのだが、その前に、最近のネットブック事情について少し整理しておこう。ネットブック製品の主流は、10型クラスのワイド液晶ディスプレーを搭載した機種となっている。売れ筋製品のスペックを見比べると、おおむね次のようになろうか。これは、スペックを制限することでライセンス料を下げた、いわゆる「ULCPC版Windows XP Home Edition」(ULCPC:Ultra Low Cost PC)をOSに採用するがゆえで、各社製品とも仕様はほぼ横ならびになる。
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CPU:Atom N270(1.60GHz)|メモリー:1GB(最大2GB)|チップセット:Intel 945GSE(内蔵GPUはIntel GMA 950)
ディスプレー:10型ワイド 1024×600ドット|HDD:160GB|通信機能:IEEE 802.11b/g、10/100BASE-TX LAN
売れ筋マシンの構成を見る限り、携帯性よりも使いやすさを求めるユーザーが多いのだろうと思える。これは、ネットブックがパーソナルツールとして、一般ユーザーに浸透しつつあることを示しているのではなかろうか? そのため、キーボードやカラーリングなどのデザイン面での差別化を進め、「自分だけのパソコンが欲しい」というニーズにアピールしてきたわけだ。
では、ビジネスの現場ではどうなのだろう? そのひとつの回答として登場したのが今回のHP Mini 2140である。没個性を良しとし、オフィスでのパーソナル機として使えるよう細部をチューンしたものといえる。
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