操作編――
きれいなテキストの入れ方
きれいな図解で大きなウエイトを占めるのが、図形とテキストのバランスである。
「1枚企画書」はデザイン性を重視するので、通常、テキストは図形の中に「入れる(含める)」ではなく、図形の上に「乗せる」という作業で進める。
乗せると、レイアウトの自由度が増すほか、“透かし文字”のテクニックも使えるようになる。
【01】 図形に文字を「乗せる」
(1) [テキストボックス]ボタンをクリック
(2) スライド内の任意の場所でクリック
(3) 現れたテキストボックスにテキストを入力
(4) テキストボックスを図形の上にドラッグ
ポイント
テキストを図形の中に追加する=「入った(含めた)」形にすることもできるが、自由度が低くなる(次ページのTechniqueコラムを参照)。
そこで本書では、図形以外の適当な場所でクリックして、スライド上にテキストボックスを設けてから、これを図形の上に持っていく「乗せる」作業を採用している。
【02】 垂直の位置に同じテキストを書く
(1) テキストボックスを[Shift]キー+[Ctrl]キーを押しながら下に数回ドラッグ。
(2) 揃えたいテキストボックスをすべて選択して、[図形の調整]→[配置/整列]→[左右中央揃え]をクリック。
(3) テキストを書き換える。
ポイント
垂直・水平方向に、同じサイズ、同じフォントのテキストを書くには、上の手順(Shift+Ctrlキー)でコピー&ペーストの操作を行なって複製を作ってから、テキストの内容を書き換えるのが効率的。
垂直方向にコピーした場合は、文頭を揃える手間が省ける。このときすべてをセンターに揃えるには「左右中央揃え」を実行する。
(次ページ、「文字列の上下の間隔を等しくして見栄えをよくする」に続く)
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