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2008年夏ケータイを選ぶ 第8回

男汁薄まる! ソフバン夏モデルはデザイン重視

2008年06月03日 19時47分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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発表会場の様子

発表会場の様子

 「iPhoneが出るのでは?」という儚い期待を当然の如くかわしたソフトバンクのケータイ夏モデル。新製品は12機種と、いつものソフトバンクに比べると少なめとなった。


孫氏いわく「今回は女性だけでいいかも」


 今回は女性に向けた製品が多く、特殊塗装によるデザイン重視ケータイや、女性誌などとのコラボモデルが目立つ。 防水ケータイも、ゴツゴツしたスポーティーなイメージではなく、「お風呂でメールできる」(孫氏)ことを想定したようなスタイリッシュなデザインだ。

 逆に、フルワイドVGA(480×854ドット)ディスプレーを搭載する機種は2機種と多機能ケータイが少ない。さらに今回はスマートフォンもNOKIA端末も登場せず、男性向けのハイスペックで、ごつい端末はほとんどなかった。



全部入りのAQUOSケータイ「SoftBank 923SH」

923SH

 3.3インチ(480×854ドット)ディスプレーにワンセグ、GPSなどを内蔵する全部入りケータイ。ワンセグ機能では現在録画中の番組を最初から視聴できる「追っかけ再生」に対応する。

 内蔵の520万画素カメラは29mmの広角レンズを採用。液晶テレビ「AQUOS」専用のネットサービス「Yahoo!JAPAN for AQUOS」にもアクセスできる。

 おサイフケータイ「S! FeliCa」やHSDPA通信サービス「3Gハイスピード」に対応し、Bluetoothを内蔵。カラーラインアップはワインレッド、ブラック、ネイビー、クリアホワイト、シルキーピンクの5種類。7月上旬発売予定。

 なお、923SHは1台のケータイでふたつの電話番号とメールアドレスが使える「ダブルナンバー」サービスにも対応する。



VIERAケータイ「SoftBank 921P」

921P

 ディスプレーが縦横に開閉する「Wオープンスタイル」を採用するのが特徴。液晶テレビ「VIERA」の技術を応用し、秒間15コマのワンセグ映像を、フレームの中間生成により30コマの映像にする「モバイルWスピード」を搭載。なめらかな映像を表示できる。

 有効507万画素の内蔵カメラは、顔認識オートフォーカス機能を搭載するほか手ぶれ補正にも対応する。

 ディスプレーは3.1インチ(480×854ドット)で、「S! FeliCa」や「3Gハイスピード」といったサービスに対応。BluetoothやGPSを内蔵する。カラーラインアップは、ゴールド、シルバー、ブラック、パープル、ミントグリーン、ピンクの6種類。発売は8月上旬以降。



薄型ワンセグケータイ「SoftBank 820N」

820N

 薄さ11.7mmのスリムサイズながら、約630時間の待受けが可能なスタミナバッテリーを搭載。本体はステンレス素材を採用し、強度を保ちつつ洗練されたデザインに仕上がっている。

 ディスプレーは3インチ(240×427ドット)で、「3Gハイスピード」に対応する。カラーラインアップはガンメタリック、ブロンズ、シルバー、レッド、ブルーの5種類。発売は7月上旬以降。

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