天板の加工してスイッチを押せるようにしよう!
底板にすべてのパーツを固定したら、M4 60mmのネジを底面から差し込み、ネジに押しバネを通して天板を取り付けてみよう。
底板と天板は、こんな具合になる。
さて問題は、天板が高くてマイクロスイッチが押せないという点。この問題を解決していこう。
1) 天板に取り付けるスポンジゴムをカット
天板とマイクロスイッチの隙間を埋めるのに最適なのは、厚さ10mm程度のスポンジゴム。マイクロスイッチと天板の隙間をこれで埋めてやろう。
2つのマイクロスイッチを同時に押す必要があるので、長さはできるだけ正確に切り出して欲しい。2つのスポンジゴムをゴムボンドで接着して、キューブ状のものを作っておこう。
2) 天板にマイクロスイッチのレバー位置をマーキング
先ほど作ったキューブ状のスポンジゴムを、天板に貼り付けよう。まず天板の裏側にマイクロスイッチのレバー位置をマーキングして、そこにスポンジゴムをゴムボンドで貼り付ける。
3) 天板をはめ込んで高さ調整
スポンジゴムを接着した天板を再び組み立てて、最終的な調整をする。
板の間からスイッチのレバーとスポンジゴムが密着していることを確認しよう。
実際に天板を踏み込んでみて、マイクロスイッチがカチッ!とONになる踏み込み具合を調整する。
スイッチはシーソーになっているので、片方を踏み込むと反対側が持ち上がることに注意。ナットを締めすぎると、反対側の板が持ち上がらず、結果としてスイッチが押せなくなってしまうのだ。
調整が終わったらナットをもう1個用意して、ナット同士をきつく締める。これで緩まなくなる。
(次ページへ続く)

この連載の記事
- 第13回 ノートユーザー救済企画! USB接続のPC電源連動型コンセントを作る
- 第12回 たまにはネタなしで真面目に工作! 激安のPC電源連動型コンセントを作る!
- 第10回 魔法の特定ゲーム用デバイス「みるきぃ・ソーセージ」【みるきぃ・マウス前編】
- 第9回 魔法の特定ゲーム用デバイス「みるきぃ・ソーセージ」【みるきぃCAT編】
- 第8回 年末スペシャル! 漏電メイデン・プリンタお掃除大作戦!
- 第7回 眩しい彼は王子様!? 恋のアクセスランプは100W!
- 第6回 ルミナス・カンデラ・LED! 美しくフィギュアを照らせ!
- 第5回 熱にだって負けない! ファンでクールなブロードバンドルーターを作る!
- 第4回 魔法の呪文はヤスリ・ドリル・Pカッター! ハンドニブラでるるるる~!
- 第3回 なんでも見えちゃう!リキッドクリスタルパワー!
- この連載の一覧へ