2) 木の切れっ端で傾きを付けボタンをはめ込む
ピタゴラスの定理を使っても無駄なので、木にアルミをあてがって足を切り出す。
自室の床がじゅうたん張りであれば、操作中にフットスイッチがズレることはない。もしフローリングの場合は、ゴムの足(シール式・ネジ式どちらでもOK)などを付けてやるといいだろう。
最後にボタン類を取り付けよう。
3) 変速用トグルスイッチとマウスで共通のGNDを配線
2個あるマウス用ボタンの片方の端子とトグルスイッチのCOOMON(中央)端子をハンダ付け。
GNDを1つにまとめたら、5芯のフィーダー線などに接続して、フットスイッチと本体を接続するケーブルにしよう。
4) 残りの端子をフィーダー線にハンダ付け
トグルスイッチのHI(300Ω側)とLOW側(50Ω側)、マウスの左右スイッチをフィーダー線にハンダ付けする。
5) フィーダー線にコネクタをハンダ付け
ピンアサインに注意して、コネクタをハンダ付け。ハンダがむき出しにならないように、ビニールテープや熱収縮チューブで絶縁を忘れないように。
人間工学的に、トグルスイッチのレバーを上に倒すとHIで、下に倒すとLOWになるようにするのがベストだ。
はっ! 「みるきぃCAT」への電源供給を忘れてた!
本体から「みるきぃCAT」に12Vの電源を供給するのを忘れてた! 30cm程度の電線と、PC用電源コネクタ(メス:金属端子が凹)を使って、PCから供給している12Vをそのまま「みるきぃCAT」に流してやろう。使うコネクタはコレだ。
1) 金属端子を電線に接続
作り方はオスコネクタと同じ。まず金属端子を電線に圧着して、ハンダで固定しよう。
2) ハウジングに金属端子を差し込む
コネクタハウジングの切り欠きを上にして、向かって一番左にプラスの電線、その隣りにマイナスの電線を差し込む。
3) コネクタと反対側の電線を可変電源ユニットにハンダ付け
赤い電線は、可変電圧電源ユニットのPCからの12Vに、黒い電線はユニットのGNDにハンダ付けする。これで「みるきぃCAT」への電源を供給できた。
(次ページへ続く)

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