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アスキー的パソコン大解剖 第93回

コンシューマーの名作も続々Steamに参戦! この夏やるべき新作・名作PCゲーム (1/3)

2020年08月08日 12時00分更新

文● 松野将太

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 自宅で過ごす時間が増えた影響もあり、今年の夏もゲーム三昧という人は多いのではないだろうか? 直近では「VALORANT(ヴァロラント)」や「ハイパースケープ」のような長く遊べるシューター系新作タイトルがサービスを始めているほか、コンシューマーハードで発売されて注目を集めたタイトルのPC版が続々とリリースされたこともあって、時間が足りないと感じているゲーマーも増えていそうだ。

 この記事ではそんなコアゲーマーはもちろん、これから遊ぶタイトルを吟味したい人のために、発売されたばかりの注目タイトル、今後登場予定の新作PCゲームを紹介していこう。

ユービーアイソフトの新作バトロワシューター
「ハイパースケープ」が期待大!

ハイパースケープ
基本無料(ゲーム内課金あり)
ユービーアイソフト

 「PUBG」や「Apex Legends」を筆頭に、まだまだ人気が冷める気配のないバトルロイヤル系シューター。しばらくは注目されるような新規タイトルは登場していなかったが、そこに参入してきたのが、「アサシン クリード」や「レインボーシックス シージ」などを手掛けるユービーアイソフトだ。同社初のバトルロイヤル系シューター「ハイパースケープ」は、8月3日までオープンベータを実施しており、誰でも無料でダウンロード、マッチングへの参加が可能となっていた。

 オープンベータ時点では3人でチームを組んで参加する「スクアッド」、または1人でプレイする「ソロ」モードが解放されており、1つのマッチにつき最大100人が参加する。どちらのモードでも、勝利条件は最後の1人になるか、またはエリア収縮が最終段階まで進んだ時点で現れる「クラウン」を取得し、45秒間維持すること。クラウンのルールがあることで、隠れているだけでは勝利しにくいよう配慮されており、基本的には積極的に攻めるプレイヤーが有利なゲームと言えるだろう。

とにかく上下の動きが多い。2段ジャンプやハックにより、かなり高いところまで行けるため、上下のエイムに慣れていないプレイヤーは少し苦戦するかも

 本作の特色としては、プレイヤーキャラクターの上下の動きが極めて大きい点が挙げられる。前提として、すべてのプレイヤーは2段ジャンプが可能になっており、崖掴みから高所へ上ることも可能。また、マップ上に点在する特殊アクション「ハック」などを活用すれば、建物がない場所でもかなりの高所を取れる。必然的に、敵との戦いは空中戦になりがちで、他のタイトル以上に上下のエイムを活用することになる。感覚としては「フォートナイト」やアリーナ系FPSに近いが、それよりも高所を取るのが遥かに楽なので、このあたりは慣れが必要かもしれない。

開始地点上空からマップ上に降りていく

マップは現在1つだけ。時間経過で区画ごとにエリアが狭まっていく

 マップ上の各地点に降り立ち、武器や物資を集めるのは他のタイトルと同一だ。ただし本作の場合、拾えるのは基本的に武器と「ハック」のみ。ハックはキャラクターにアーマーを張るものから巨大な壁を生成するもの、大きく飛び上がってから地面に落ちてきて攻撃するものなど、様々な効果がある。最大2つまで持てるので、この組み合わせをよく考えるのが勝利への近道だ。

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