ヒパヒパ! アスキーのグルメ担当ナベコです。この連載は毎日たくさん飲み食いしているグルメ担当の記者が無謀にもダイエットに挑戦するというのがテーマ。食べたもの、飲んだものを晒していきます。
みなさま、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか? ゆっくり休めたでしょうか? 休んだぶんだけ反動は大きいもの。数日間リハビリのように過ごしつつ、お勤めがんばりましょう。お酒を飲めば本調子。
GW中、珍しいビールを飲みました。写真は、イタリアンのクラフトビール「プリミティヴァ」。麦芽とホップとブドウをつかって醸造したそうです。日本ではほぼ出回っておらず、ただいま公開中のMakuakeのクラウドファンディングプロジェクトでは2本(1本500ml)4000円という価格で販売しています。
一般的なビールの原材料は、麦芽とホップなので、ブドウを使用するのは珍しいです。ブドウの品種はビールの名前と同じ「プリミティヴォ」。ワインの原材料に使用するブドウです。このようにワインのブドウでビールを作ることはイタリアでもチャレンジングで、2年前に初めてプリミティヴォが成功したそうです。
おもしろい点は、ビールを瓶詰め後、瓶内熟成が進むこと。通常のビールはブルワリーで飲むのが一番新鮮でおいしいのだそうですが、このビールは輸送中に熟成されてどんどんキメの細かさやコクが増すそうです。
説明が長くなりましたが、ワインのブドウで作ったビールの味はいったい? 気になりますよね。私は、Makuakeプロジェクトのサンプルを提供いただけましたので、試飲することができました。
口に含んだ瞬間、スタウト(黒ビール)のような重みあるビールの味が舌に触れました。飲んでみると、渋さと共に麦芽のうまみ、ホップの香りとカシスの華やかさがなめらなかに入って来ました。
ビール。であることは間違いない。けど、ビールじゃない! いったいなんなのだろう、と首をかしげてしまいました。
つまりですね、ビールとワインの間にあって、少しビールよりな、ビールなのです。渋みが深いビールに赤ワインの香りが足されたという感覚で、味が複雑で繊細。わかりづらいと思いますが、ひと言で味を表現できない、他にはないビールなのです。
ビール同様、味が濃い食事に合いますし、赤ワイン同様に肉料理とも相性がよさそうです。とても独特なビールなので、ツウ向けです。ビールをマスターしたい人はぜひ試してみてください。
アラサー記者の食事の写真をダイジェストで公開(実録)
●669日目
GW前の最後の平日。お昼は中華料理屋さんで、よだれ鶏定食を食べました。辛~い。
夜は焼き鳥。金曜日は、串がうまい。
●670日目
GWなので、思い切ってお寿司を食べに行きました。江戸前寿司は、コハダなど手を加えたものがおいしい。穴子のお寿司もふっくらした絶品でした。
●671日目
ロング缶を飲み干すGW。GWっていいなあ。
●672日目
外でぶらぶら飲んで、レバーを食べて。弛緩した5月を過ごしました。
●673日目
夜は、お好み焼を食べに行きました。私は、人から不器用に見えるらしく、フライ返しを持つと心配されるのですが、意外に(?)お好み焼は得意です。引っくり返すのはお手のもの。お好み焼は、ふわふわした食感がいいので、ペンペンと叩きすぎないほうがいいのですよね。
さて、体重計測の結果は?
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