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デイサービスの口腔機能評価を言語聴覚士が遠隔支援するサービス

 介護向けSaaSを展開する株式会社Rehab for JAPANは9月17日、科学的介護ソフトウェア「Rehab Cloud」のオプション機能として、言語聴覚士(ST)が遠隔で利用者の口腔機能を評価する「Rehab Cloud オンラインST」の提供を開始した。本サービスは、専門職の少ないデイサービス現場における評価・計画作成の負担を軽減し、質の高い口腔ケアの提供と介護報酬の加算取得を支援することを目的としている。

 

 介護報酬における「口腔機能向上加算」の算定には、言語聴覚士や歯科衛生士、看護職員といった対象職種の配置に加え、日常の口腔ケアや機能訓練とともに利用者ごとの専門的な状態評価や個別計画の作成、ご家族への説明と同意といった手続きが必要だ。

 常勤の看護職員が配置される多くの通所介護事業所(デイサービス)の主要な業務は日々の体調管理や処置であり、咀嚼や嚥下といった口腔機能の専門的な評価や個別の改善計画の立案まで手が回りづらい。さらに、看護師が家族やケアマネジャーへ客観的根拠を示して同意を得る手続きもハードルが高い。

 同サービスでは、PCやタブレットを通じて言語聴覚士が利用者の口腔衛生や摂食・嚥下機能を評価し、改善策や自主トレーニングの内容をまとめたレポートを作成する。事業所側は届いたレポートをもとに専門職の視点で必要性を説明できるようになり、計画書の作成や家族からの同意取得といった事務手続きを進めやすくなるという。

 なお、本サービスのみで加算に必要な人員基準を満たせるわけではないため、実際の加算取得にあたっては各事業所で算定要件を確認する必要がある。

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