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欧州の衣料廃棄禁止規制を受けた循環型トレーサビリティ基盤

 欧州において2026年7月より大企業を対象に売れ残り衣料品の廃棄が禁止されるなど、製品の大量生産・大量廃棄に対する規制強化が進んでいる。こうした環境規制や資源循環へのシフトに対応するため、株式会社UPDATERは9月4日、製品の製造履歴や真贋情報、環境負荷データをデジタル記録するサービス「TADORi CHAiN Powered by Coral」の最新版を提供開始した。第一弾として繊維・アパレル産業向けに展開し、販売後のリユースや再資源化のプロセスまで追跡・証明する「サーキュラートレーサビリティ」の運用を提案する。

 同サービスは、製品に取り付けた二次元バーコード等を通じ、原材料調達・製造などのサプライチェーン情報と、販売後の修理やリセールといった二次流通の履歴を同一システム上で一括管理する仕組みだ。ブロックチェーンを活用して所有者・ブランド・製品データを紐付けることで真贋を証明し、不正転売を抑止する。

 国内でもリユース市場の拡大や資源循環型ビジネスへの移行が求められる中、同社は2024年10月よりアパレルブランドで実証を進めてきた。欧州規制をはじめとする国際的な制度変化を見据え、今後は家具や家電などリセール需要のある他分野への展開も手掛ける計画だ。

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