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農作業や栽培管理のすべての判断をAIに任せる社会実験

 ABC株式会社は9月7日、作物の栽培や資材調達といった農業に関するすべての判断をAIが行い、人間はその指示に従って作業を実行する社会実験を9月10日から開始すると発表した。実施期間は2027年6月末までを予定している。従来のスマート農業ではAIが生産者の判断を支援する形が主流だったが、本実験では判断主体を100%AIとし、実際の栽培が成立するかどうかを検証する。

 実験対象は、小麦(1000平米)といちご(100株)だ。AIにはセンサー類やネットワークカメラ、Starlink回線、資材購入用ECアカウント、JAへの購入決済枠などの環境が与えられる。AIはこれらのツールを用いて状況把握から資材手配、作業指示までを行う。人が誤った判断だと感じた場合でも、人身や第三者への影響がない限りAIの指示通りに作業を実行し、トラブル対応の検証も行う。

 本取り組みは、将来的に判断だけでなく実際の作業もロボットへ移していく「フィジカルAI」による農業の可能性と課題を検証する第一段階として実施される。小規模な農地での検証を通じて、AIによる自律的な判断の有効性を評価する計画だ。

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