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作物の生育状況を3Dデータ化する技術を全農が導入、施設園芸のデータ取得を自動化

 株式会社きゅうりトマトなすびは9月14日、全国農業協同組合連合会(全農)と共同開発した施設園芸向け生育データ取得技術について、全農の営農・技術センターの試験圃場に同社が開発する農業デジタルツイン「ノウノウビジョン」を有償導入し、本格運用を開始したと発表した。

 従来、施設園芸におけるデータ活用は、温度やCO₂濃度といった環境データの取得が中心であり、環境変化に対して作物がどう生育しているかというデータの取得は人手による調査に依存していた。ノウノウビジョンは、カメラ映像からAIで作物の茎、葉、花、果実などを認識し、デジタル空間上に3Dデータとして再構成する技術だ。この導入により、Webブラウザ上で定量的に測定・確認でき、圃場全体の個体差や時系列の変化をデータとして記録できるという。

 今後は、取得した生育データと環境データや作業記録を連携させ、病害虫の早期発見や収量予測の精度向上を目指す。さらに、作物の成長状態に応じて温度や灌水などの環境制御を行う仕組みの構築を進める計画だ。

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