サッカー・スウェーデン代表の「鉄壁の守備」はクルマにも!? 乗る人の命を守り抜くボルボの安全への執念
サッカーのワールドカップで、日本代表は26日の8時から北欧のスウェーデンと対戦します。スウェーデンと言えば北欧メタルの産地でもあり、家具メーカー・IKEA発祥の地で、テック的にはエリクソンの本社があるなど、日本でもなじみがある国です。
しかし、今回紹介するのは北欧メタルでも家具でも通信でもありません。日本でも展開している自動車メーカー「Volvo(ボルボ)」です。ASCII.jpでも何度かボルボのクルマをレビューしていますが、そもそもボルボってどんなメーカーなのかを解説します。しかも、サッカーと意外な共通点が見えてきました。
スウェーデンには自動車メーカーがいくつかあります。ボルボを筆頭にスーパーカーのケーニグセグ、トラックのスカニアなど。過去にサーブもありましたが、2011年に経営破綻してブランドは消滅しました。なお、ボルボも1999年にフォード傘下ののち、2010年に中国・ジーリー(吉利汽車)傘下になっています。
鉄壁の安全に対するあくなき探求
3点式シートベルトを作ったメーカー
ボルボは1927年にスウェーデンのヨーテボリで誕生した自動車メーカーです。過酷な気候と厳しい自然環境を持つスウェーデンにおいて、安全に走れる車を作るという目的からその歴史は始まりました。
ボルボを語る上で欠かせないのが、世界中の自動車の安全基準を根底から引き上げた数々の功績です。もっとも有名なのは、現在ほぼすべての自動車に標準装備されている「3点式シートベルト」を1959年に開発したことです。ボルボは特許を取得したものの、「人命を守る技術は独占すべきではない」という理念からその特許を無償公開しました。
これにより、数え切れないほど多くの人命が救われました。現在でも「ボルボの新車での重傷者と死者をゼロにする」という安全目標を掲げ、先進的な安全運転支援システムを他社に先駆けて標準装備するなど、安全哲学は脈々と受け継がれています。
そして、機能性と温かみを両立させた「スカンジナビアン・デザイン」も大きな魅力です。シンプルで無駄がなく、それでいて上質な素材を使った心地よい室内空間は、長く暗い冬を家の中で快適に過ごす北欧の文化が色濃く反映されています。IKEAの家具が人気の理由もわかりますね。
現代の多様なニーズに応えるラインナップ
現在のボルボは、大きく分けてSUV、エステート(ステーションワゴン)、セダンという3つのボディタイプを展開しており、さらに近年は電動化にも非常に力を入れています。車名には法則があり、「XC」がSUV、「V」がボルボ伝統のエステート、「S」がセダンを表し、その後に続く数字が車体の大きさを意味しています。さらに近年では、電気自動車(EV)の「EX」シリーズなども展開中です。
サッカー・スウェーデン代表とボルボの共通点
サッカーのスウェーデン代表といえば、大柄な選手たちによるフィジカルの強さと、組織的で崩れにくい鉄壁の守備が印象的です。この「屈強さ」や「安心感」というイメージは、実は同じく同国を代表する自動車メーカーであるボルボのイメージと見事に重なります。ピッチ上で選手たちが強靭な肉体でゴールを守り抜くように、ボルボの車もまた、乗る人の命を守り抜くことを最優先としているのです。
スウェーデン戦を観戦するのであれば、彼らの背景にある北欧の風土や文化に思いを馳せてみるのも悪くはありません。質実剛健でありながら、優しさや温もりを忘れないボルボの車作りは、まさにスウェーデンという国が持つ精神性そのものです。強固なディフェンスラインで味方を守る選手たちの姿に、乗員を守り抜くボルボの哲学を重ね合わせることで、サッカーの試合もより一層、深く楽しめるでしょう。
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