なるほど、こういうやり方があるのか……COMPUTEXで見つけたパソコン電源ユニットの安全対策
2026年06月03日 10時20分更新
6月2日から、アジア最大級のコンピューター見本市「COMPUTEX TAIPEI 2026」が台北で開催中。
アスキーの取材班メンバーとして、業界を隅々まで知るベテラン・自作PC系テクニカルライターのKTUこと加藤勝明氏が現地に滞在中。
KTUはADATAのブースへ!
「メモリーで有名なメーカーだけど、CPUクーラーやファンなどの冷却系、PCケースなども展示」(KTU)
「その中でも割とキてると感じたのは電源ユニットである『XPG Cybercore III』。12V-2x6の焼損問題はメーカーにとって頭の痛い問題だが、この電源ユニットは12V-2x6に通っている6系統のレールそれぞれの電流を監視できるようにした設計が特徴」(KTU)
「赤いのはデモ用に設置された『12Vレールを1系統ずつKillできちゃうスイッチ』。動作中に6系統のうちの1つが接触不良とかで不良になったらどうなるか? 答えは、ほかのレールの電流が増える」
これを専用ツールでモニタリングする。これが正常な状態。微妙な差はあれど、4から5A強になっている」(KTU)
「この状態でスイッチを1つ、また1つと落としていくと……レールが落ちるたびに生き残ったレールに電流が集中するように。1つ落ちたくらいではなんともないように設計してあるとのことだが、4つ落とした時点で画面に警告が。
生き残ったレールに15A以上流れて危ない。ここで30秒のカウントダウンが始まるが、この間にシャットダウンしようぜというのがこのXPG Cybercore IIIの面白いところ。
どのレールが落ちたかは記録に残るようになっているので、繰り返しログに残るようであれば修理だね……という話。ただWindowsに監視ツールなど可能な限り入れたくない派(俺)は悩ましいけど、安心安全のためには致し方なしかな?」(KTU)
こちらはまた別の製品。
「よくある天井と床にファンを付けたPCだけど、それぞれのファンの回転数と回転方向を独立して制御できるという仕組み。このファンは近くのパーツが熱を持つから吸い込みだけど、隣のファンは熱気を出すために時々逆に回そう、みたいな制御ができる。
2枚目の管理画面でファンから赤い線と青い線が出ているのは、回転の向きが違っていることを示したもの」(KTU)
アスキーでは、KTUのポストだけでなく、現地取材記事も大量に投入予定です。昼はKTUのポスト、夜は詳報記事で、今年のCOMPUTEXをお楽しみください!
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