15分商談が1400件超――世界のスタートアップが集まった「Connect Day 26」
「ViennaUP 2026」中核イベントで商談とピッチが終日展開
オーストリア・ウィーンで開催された都市型スタートアップフェス「ViennaUP 2026」の中核イベント「Connect Day 26」が5月19日に開催された。参加者同士のミーティングが至るところで行われる一方、ステージではピッチやパネルセッションが1日を通して展開された。
会場全体が商談スペースに。アプリ連携で次々とMTG
「Connect Day」は、スタートアップ、投資家、大企業、研究機関を結びつけるオーストリア最大級のマッチメイキングイベント。単なる交流に留まらず、協業や投資を生み出す場として設計されている点が特徴だ。
会場では事前マッチングアプリ「B2Match」を活用し、参加者同士が15分単位で次々と商談を実施。時間厳守や、終了後は速やかに席を空けるといったルールも共有され、限られた時間で効率的に商談を回す運営が徹底されていた。今年は会場内のミーティングテーブルを増設したほか、オンライン上での事前マッチング数も過去最高を記録したという。
オープニングでは、オーストリア政府系支援機関や研究支援機関、金融機関の代表者らが登壇し、AIやグリーンテック、メドテック、都市技術などを重点領域として、研究開発や国際連携への投資を進めていく方針を説明した
企業側が求める技術や協業ニーズを提示する「Corporate Reverse Pitch」のほか、世界各国のスタートアップが登壇する「Innovations from Around the World」、分野別ピッチとして「FrontierTech & AI」「UrbanTech, Mobility & Energy Transition」「Future Industries」「MedTech & Life Science」「GreenTech & Manufacturing」などが行われた。
「Innovations from Around the World」では、アジア、中東、欧州など各国から選抜されたスタートアップが登壇し、AI、エネルギー、農業、バイオ、モビリティ、サステナビリティ分野の技術やサービスを披露した
分野別ピッチコンテストでは、「Frontier Tech & AI」部門はサイバーセキュリティ技術を手がけるCyberACI、「Green Tech & Manufacturing」部門は化学・環境分野の技術開発を進めるM-Chem、「MedTech & Life Sciences」部門は医療用イメージング技術を開発するThyra Imaging、「Urban Tech, Mobility & Energy Transition」部門は次世代電池材料を手がけるTheionがそれぞれ受賞した。
主催者によると、1日で1400件以上のマッチングミーティングが実施されたという。クロージングでは、「エコシステムのプレイヤーが全員ここに集まっていた」と振り返り、Connect Dayを起点に年間を通じたマッチング支援へつなげていく方針が示された。
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