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バイタルデータと現場環境データから熱中症リスクを評価 「バイタルPalette」、現場WBGT環境データを統合する機能追加

 株式会社Momoは5月13日に、作業員の安全管理ソリューション「バイタルPalette」に、現場のWBGT(暑さ指数)環境データを統合する新機能の追加。これまで個人のバイタルデータ(心拍数など)のみで熱中症リスクを判定していたところを、「個人のバイタルデータ×現場環境」の両面からリスクを評価できるという。

 同社によると、2025年6月の改正労働安全衛生規則の施行から1年が経過し、暑熱環境下での健康障害防止措置の実効性確保が急務になっているが、現場では課題が顕在化しているという。例えば、一律のWBGT基準値では作業強度や個人差を反映できないことや、心拍数のみの監視では現場環境の急変リスクを捉えきれないという。また、既存システムの多くは個別閾値設定ができないため、ある作業者にはアラートが過剰に鳴るが別の作業者には鳴らないなど、現場で「使える」運用にならない課題があるそうだ。結果、第三者管理が形式的な対応に留まりがちになってしまうという。

 こうした課題に対して今回追加した機能では、作業強度別WBGT基準値の自動切替(ISO 7243準拠)が可能で同一現場内の作業者ごとに基準値を設定できるほか、厚生労働省「職場における熱中症予防基本対策要綱」(出典:ACGIH TLV)に準拠した超過度合い別の休憩時間自動レコメンドを行うという。また、心拍状況(年齢に応じた個別閾値)とWBGT基準超過を独立判定し、いずれか一方の超過でも適切なアラートを発報するとのこと。歩数急減を補助指標とした転倒検知も実装するという。

 このような機能をもとに、個別作業者への予防的アラートと現場全体の状況把握を両立することで形式的対応を脱し、改正安衛則の実効性ある運用を支援するとしている。

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