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【国内コーヒー市場初】生産者に直接見積もり依頼が可能に「Direct Quote(TM)(ダイレクトクオート(TM))」機能を提供開始

PR TIMES

TYPICA Holdings株式会社
日本・ブラジル政府公認のダイレクトトレードエコシステムで、7,799軒の生産者へ直接見積もり。国内流通ブラジル産コーヒーの50%超、取引ポテンシャル約1,000億円規模へのアクセスが可能に。


生産者とロースターが、直接対話でコーヒーの価値を共創する時代へ。

コーヒー生豆のダイレクトトレードオンラインプラットフォーム「TYPICA(ティピカ)」を運営する、TYPICA Holdings 株式会社(代表:後藤将、読み:ティピカ)は、国内コーヒー市場初となる、生産者への直接見積もり依頼機能「Direct Quote(TM)(ダイレクトクオート(TM))」を、日本・ブラジル間限定で一般公開しました。

本機能は、日本・ブラジル政府公認のダイレクトトレードエコシステムを基盤とし、消費国の中~大規模コーヒーロースターが、TYPICAの審査・事前承認を経た、安定・長期取引ニーズのある世界中の優良生産者すべてに対して、直接かつ同時に見積もり依頼・交渉を行える仕組みです。

TYPICAは1年前に本エコシステムを発表して以降、ブラジル拠点を開設し、生産者ネットワークの拡充を推進してきました。その結果、ダイレクトクオート(TM)に対応可能なブラジル生産者ネットワークが、現在7,799軒に成長し、年間約150万袋(約9万トン/約5,000コンテナ相当)規模の生産・供給能力を有しています。現在の市場価格水準に基づく取引総額ポテンシャルは約1,000億円規模と試算でき、日本国内に流通するブラジル産コーヒーの50%以上をカバーする水準に到達したことから、本機能を日本・ブラジル間限定で一般公開しました。

本機能により、これまで出会いや対話の機会が限定的だったコーヒー生産者とロースターが、TYPICAのプラットフォーム上でマッチングし、AI翻訳を介した直接対話を通じて、透明性の高い安定的な取引が可能になります。

今後は、日本・ブラジルを起点に、世界114カ国・地域に展開するTYPICAのネットワークを活かし、対象国を順次拡大していく予定です。

「Direct Quote(TM)」の詳細はこちら:https://typica.coffee/ja/about-direct-quotes


AIが言語の壁を越え、生産者とロースターの直接対話を実現。世界中の生産者と、母国語で交渉可能

◆「Direct Quote(TM)(ダイレクトクオート(TM))」開発の背景
コーヒーの国際価格は、2024年末から2025年初にかけて、アラビカ種先物が1ポンド=4USドルを初めて上回るなど、史上最高値を更新し続けました。この急騰の背景には供給不安がある一方で、国際コーヒー機関(ICO)のレポートでは、実需に加え、先物市場における幅広い市場参加者による取引も、価格変動の一因として言及されています。さらに、AIを活用した自動売買の普及により、価格変動そのものが取引を誘発する構造が強まり、需給の実態から乖離した形で価格の振れ幅が拡大していく可能性を、TYPICAは懸念しています。

こうした状況の中で、より本質的な問題は、コーヒー取引の多くが先物価格に連動した構造のもとで行われている点にあります。生産コストや付加価値が価格に十分に反映されず、品質や生産背景といった情報も適切に評価されにくい構造となっていることに加え、生産者とロースターが直接コミュニケーションする機会も限られているため、長期的な信頼関係や相互理解に基づく安定取引が生まれにくい状況が続いています。その結果、生産者にとっては品質向上やサステナブルな生産活動への投資インセンティブが働きにくく、ロースターにとっても調達の安定性や差別化を実現しづらい構造となっています。

TYPICAはこれまで、ダイレクトトレードを通じて透明性の高い取引の実現に取り組んできました。今回開発した「Direct Quote(TM)」は、生産者とロースターが風味や味わいを含む品質・価格・コンセプト・取引条件・その他の背景情報などを開示しながら、取引条件を主体的に提示・交渉できる仕組みを提供します。また、志やビジョンを共有する生産者とロースターが、コーヒーの付加価値を共創できるパートナーとして信頼関係を築きながら、長期視点で双方の販売・調達ポートフォリオにおけるダイレクトトレード比率を高めていくことができます。