“ポケモンが駆けまわる5対5バトル”がアツい! 週末のスポーツ観戦に「ポケモンユナイト」という選択肢はどうでしょう
昨年のPUACL2025、日本リーグ Day1の公式放送より。今年もアツい、アツすぎる戦いが始まる……!
「ポケモンユナイト」の熱い公式大会が始まるんです
いきなりですが……。週末、なんとなくテレビで野球やサッカーの試合を眺めている人に、ちょっと提案したいことがあるんです。
「ポケモンが5対5で戦う、リアルタイムの戦略バトル」をスポーツ観戦として楽しむ週末。そういうのもアリかもしれませんよ、と。
そのゲームタイトルは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』。そして、アジア最強のチームを決める公式国際大会が「Pokémon UNITE Asia Champions League 2026(以下、PUACL2026)」の日本リーグが開催されるんですね。
10月14日、株式会社ポケモン及びPokémon UNITE Asia Champions League 2026 実行委員会は今年で4年目となる「Pokémon UNITE Asia Champions League 2026」(以下、PUACL2026)の開催を発表。
PUACLは、2023年に初めて開催されてから、各地域の強豪チームが出場し、アジア王者を決める戦いを繰り広げてきました。野球のWBCやサッカーのW杯のように、ユナイトの大きな大会のシーズンがもうすぐ始まる……というイメージを持っておけばOKかと。
それでは、なぜ、“週末のスポーツ観戦”として「ポケモンユナイト」という選択肢を勧めているのか。解説していくので、どうかお付き合いください。
ポケモンたちがチーム戦!
最後の最後まで勝敗がわからないバトル
ポケモンユナイトは、ピカチュウやリザードンといったおなじみのポケモンたちが、5対5のチームバトルで戦うゲームです。
ジャンルとしては「MOBA(Multiplayer Online Battle Arena、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」と呼ばれるものです。オンライン上で複数のプレイヤーがチームを組んで戦うゲームジャンルで、チームワークや戦略性が重視されます。
制限時間中により多くゴールを決めてスコアを獲得したチームの勝利です。相手チームのポケモンをたくさんKOしても、ゴールを決めなければ勝利には繋がらないのがポイント。
ゴールするには相手のゴールエリアに入り、ボタンを長押するのですが、ゴールモーション中に攻撃をされると中断されてしまいます。サッカーなどの“ゴール”というよりは、特定の場所で指定時間の間だけ邪魔をされなければゴールが成立する、というようなイメージ。
公式放送ではスコアが画面上に表示されるので、とても見やすいのがポイント
このゲームに参戦しているポケモンたちは80種類を超え、それぞれ“役割”を持って戦います。「攻め」「守り」「サポート」といったタイプがあり、選手たちもチームの中でその役割に応じた動きをする……まるでサッカーやバスケットボールのようなチームプレイが展開されるのが特徴。
試合を開始するたびにポケモンのレベルは1からスタートし、ステージ内に現れる野生のポケモンなどを倒して経験値を得ます。ポケモンが育っていけば技も変わるので、試合時間10分の間にどのように育てるか? という状態からスタートします。
ポケモン選びも試合の展開を大きく左右します。選手ごとに得意なポケモンもあるのですが、実況&解説付きで観戦するとそのあたりも理解しやすいはず(昨年のPUACL2025、日本リーグ Day1の公式放送より)
そう言われて、あなたが試合を見たとします。「パッと見ても、どっちが勝つかわからないな」と思うかもしれません。それ、実は“その通り”なのです。
現行のルールでは、残り時間2分になると、ステージ中央に「グラードン」が出現します。グラードンをKOすると、KOしたチーム全員が、ゴール速度と与えるダメージが大幅にアップする効果と、シールド(HPの代わりに相手の攻撃によるダメージを受けてくれる、盾のような効果)を獲得します。
戦いの場となるステージ。残り時間2分で、ステージ中央に「グラードン」が出現し、バトルの山場を迎えます
もっとも、グラードンを倒した効果を持ったポケモンが相手チームにKOされると、そのKOした側のポケモンがその効果を自分のものにできます。グラードンをKOされても、相手ポケモンをKOできれば勝利にワンチャンスが生まれることになります。
さらに、最後の2分はゴールの得点が2倍になるのです。この「最後の2分間」に向かっていく過程、そして終盤の競り合いと、盛り上がりポイントが多いゲームになっています。
なので、試合開始から終盤までは各チームのどちらが主導権を握るか、最後の2分でどのような逆転劇が展開されるのか……最初から最後までハラハラドキドキなバトルになるのですね。プロ同士の試合は、最後の最後まで、「どっちが勝つかわからない」のです。
ちなみにグラードンが登場する仕様は9月にアップデートされたばかり。新しい仕様でプロ選手たちがどんな戦略を組んでくるかが注目でしょう
そうはいっても、ルールを覚えられるかどうか……という人だからこそ、“週末に大会の配信を観ること”をオススメできるのです。
何も知らない人だからこそ
「大会の配信」から入るのがわかりやすい
まず、PUACL2026の日本リーグは、“週末に、オンラインで”グループステージとプレイオフが開催されます。ここが重要。
大会概要はこのようになっています。グループステージ〜プレイオフはオンラインで開催。「配信で見られる」ということです
グループステージとプレイオフは、すべて週末に実施され、オンラインでの配信もあります。つまり、外に出かける必要もなく、サクッと観戦に臨めるわけです。
📺#PUACL2026 配信情報👀
— ポケモンユナイト公式 (@poke_unite_jp) November 15, 2025
いよいよ来週からアジア王者までの第一歩目となる「PUACL2026 日本リーグ グループステージ」が開幕🔥
📹 Day1の模様は11/23(日) 11時00分から配信開始👀
A配信:https://t.co/y9blauseSZ
B配信:https://t.co/lHAOjmZePx
C配信:https://t.co/5qjew3DPe2… pic.twitter.com/xnJ976dM18
また、およそ半年にわたるリーグ戦なので、各チームが複数回の試合を行うため、「成長の過程」「リベンジマッチ」「順位争い」など、時間の経過とともに生まれる物語を追いかけられるのもよいところ。週ごと・月ごとにゆっくり追えるため、生活のペースに合わせて楽しめます。
グループステージ日程はこうなっています
そして、大会の配信では実況と解説が付くのがポイント。キャスターが選手名を呼び、試合の展開を説明する。勝敗を左右するポイントは画面上にわかりやすく表示されている。つまり、専門知識がなくても“今すごいことが起きている”のが伝わる構成になっているのですね。
昨年のPUACL2025、日本リーグ Day1の公式放送
配信で試合を何本か観ていくうちに、「あ、このポケモンが前衛役なんだ」「このタイミングで切り込んでいくのか!」と戦術が見えてきます。これは、自分でゲームをやっているだけではすぐに気付けないところかもしれません。
ルールを知れば知るほど、奥深さとチームの戦略がわかり、楽しさが倍増していく。“観るだけのゲーム”が、いつの間にか“応援したくなる競技”に変わっていく感覚。
そして、リーグ戦は「ドラマが続く」「途中からでも入れる」「選手を知る時間がある」という意味で、初めて観戦する人にも優しい形式。
事前に知識がないと、楽しめないのでは……と思うなかれ。実は、「週末に大会の配信を見る」ことが、ゲームの試合にスッとハマっていける近道なんです。
しのぎを削る参戦12チーム
あなたの“推し”もきっと見つかる
そして、今年行われるPUACL2026 日本リーグの招待枠は、前回大会の8チームから12チームへと拡大。日本のトッププロチーム・選手が参加し、決勝大会の出場を目指して戦うことになります。
PUACL2026 日本リーグ 出場チーム1
PUACL2026 日本リーグ 出場チーム2
そして、チームごとに戦略もプレイスタイルもまったく異なります。このあたりは、定番の戦術、選手ごとのプレイスタイルを解説してくれる配信を見るのがわかりやすいはず。
PUACL 2026に参加するプロ選手たちはそれぞれのチームカラーを背負い、チームメイトとともに全力で戦います。そんな「友情・努力・勝利」が観られるのも、プロチームが多数参加するリーグ戦ならでは。
試合後に公式放送では解説も実施されるので、「あそこが勝負のポイントだったのか!」ということが初心者にもわかりやすい(昨年のPUACL2025、日本リーグ Day1の公式放送より)
そこで、「推しチーム」を作るにはどうしたらいいか。それはまったく自由なのですが、まずは「気になったチームの選手のSNSをフォローしてみる」ところから初めてみてはいかがでしょう。
試合外の写真や練習風景、ちょっとした雑談など、人間味のある雰囲気はもちろん、「この選手とこの選手、仲が良いんだ」「この選手、前の試合であの瞬間がポイントだと考えていたんだ」ということもわかります。
注目チームの一つ、REJECT。世界大会優勝経験を持つ2名の選手が新たに加入しています
今年初参戦するチーム、ENTER FORCE.36。こういった新興勢力が抜きん出る可能性もある
一度「推しチーム」ができると、観戦の楽しさは一気に変わるでしょう。一緒にチームと歩んでいくようなファン活動が週末にあるとなれば、平日の仕事も乗り切れるかもしれません……(たぶん)。
最初は「なんとなく観て楽しい」で十分。少しずつルールやポケモンの特性を覚えていくと、戦術的な見どころにも気づきます。そうなればもう、あなたも立派な観戦上級者。ルールを知ることで、チームの判断や駆け引きが何倍もドラマチックに感じられるようになっているはず!
なお、決勝大会となるPUACL2026 FINALSは、2026年3月28日(土)・29日(日)の2日間で開催。会場は神奈川県横浜市中区の大型イベントホール「横浜BUNTAI」に決定しています。
およそ5000席をほこる規模の会場となり、前回に引き続き日本での開催。現地観戦を考えている人には見逃せない情報ですね。入場方法については、12月中に発表予定とされています。
日本チームの活躍を配信でチェックしよう!
PUACL2026の配信は、「ポケモンユナイト公式YouTubeチャンネル」および「ポケモンユナイト公式Twitch」で実施されます。
■ポケモンユナイト公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCvo8JUqHh2d1QGnK3LKyI4Q
■ポケモンユナイト公式Twitch:https://www.twitch.tv/pokemonunite_asiacl_jp
また、詳細の情報についてはポケモンユナイト公式X(https://x.com/poke_unite_jp)にて確認できるので、本大会のことが知りたい人は当Xアカウントをフォローしてみては?
ポケモンユナイトを楽しむ週末、はじめてみませんか
ポケモンユナイトによる戦いは、「eスポーツ」の一つとして紹介されることも多いです。そう言われると、ゲーム好きの人だけの世界に思ってしまうかもしれません。でも「ポケモンユナイト」の大会は、“観るスポーツ”としての完成度が高いのですね。
配信を流しながら、お気に入りのチームを見つける。勝っても負けても、その瞬間を一緒に味わう。それだけで、週末の時間がちょっと特別になる……。
「次の週末、何か新しいものを観てみようかな」。そう思ったら、PUACL 2026の配信をのぞいてみるのはどうでしょう。新しい“推し”が、きっと見つかるはずですよ。
©2021 Pokémon. ©1995-2021 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.©2021 Tencent.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
今年も開催! ポケモンユナイトのアジア王者が決まる!「Pokémon UNITE Asia Champions League 2026 - PUACL2026」 -
デジタル
「他チームの軸ではないものが“軸”になる」「注目チームはFENNEL、そして……」 PUACL2026に向けて、昨年覇者・INSOMNIAは何を考えているのか -
デジタル
ポケモンユナイト国際大会「PUACL2026」日本リーグ、Day1対戦カード公開! 「INSOMNIA vs ZETA DIVISION」など注目カード目白押し -
デジタル
ダメージが出て耐久力があって回復もできて妨害もできて機動力もあって……ポケモンユナイトの「シャワーズ」が強すぎる!? -
デジタル
ポケモンユナイトが大型アップデートを発表 テイア蒼空遺跡にカイオーガが登場! 「がくしゅうそうち」の効果も変更 -
デジタル
【PUACL2026】ポケモンユナイトプロリーグ開幕! eスポーツキャスター水上侑さんのチーム紹介が“必読”レベルの内容だ -
デジタル
ポケユナ国際大会PUACL2026、今日からスタート! 初日から激アツ展開の予感しかしない!【ポケモンユナイト】 -
デジタル
ポケモンユナイト国際大会、新たに参戦したダダリンとシャワーズは使えない!?【PUACL2026】 -
デジタル
ポケモンユナイトがアップデート シャワーズがバランス調整「少々万能すぎたようです」 -
デジタル
【大暴れの予感……!】ポケモンユナイトにメガギャラドスとメガリザードンYが参戦 -
デジタル
ポケモンユナイト国際大会決勝「PUACL2026 FINALS」チケット販売決定! 会場は横浜BUNTAI! -
デジタル
ポケモンユナイトの次期アップデート ランクシステムに大きな変更、チームへの貢献もポイントとしてしっかり評価されるように -
デジタル
ポケモンユナイトがアップデート ダダリンの技のダメージと効果を下方調整


