このページの本文へ

あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第85回

km5「Lightwear Headphones Hp1」

これは欲しくなる! 新しさとほどよいレトロ感が調和したkm5の軽量ヘッドホン

2025年08月08日 18時15分更新

文● 松永/小林/ASCII 編集⚫︎ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 「Lightwear Headphones Hp1」は、見た目の良さだけでなく、実際の使い勝手や音質にもこだわった1台です。ここでは、使ってわかったメリットと注意点を詳しく紹介していきます。

Lightwear Headphones Hp1を使う3つのメリット

ポイント1:目を引くレトロモダンなデザイン

 「Lightwear Headphones Hp1」は、シンプルなで無駄のない現代的なルックスながら、どこか懐かしさも感じさせる特徴的なフォルムに仕上がっています。日常使いの機種として、外出時はファッションに自然と馴染み、かつ個性も出せるデザイン。装着するだけで気分が上がります。

 イヤークッション部分はマグネット式で簡単に取り外しが可能。カラーバリエーションを楽しんだり、別の素材に変えて自分らしくカスタムできるのも嬉しいポイントです。Bluetooth接続に対応したkm5の「CP1」とは別とマッチですが、お気に入りのCDプレーヤやスマートフォンと合わせて使うことで、懐かしさと新しさが共存するオーディオ体験が楽しめます。

ポイント2:軽量で快適な装着感

 約105gという重量は軽く、長時間装着していても耳に負担を感じにくいのが特長です。ヘッドバンドの圧迫感もなく、ふんわりと包み込むようなフィット感が印象的でした。

 開放的な装着感も快適で、耳をふさがずに周囲の音を自然に取り込めるため、作業中や移動中でも安心して使えます。軽やかなつけ心地でありながら、しっかりとしたホールド感があるので、日常のどんなシーンにもフィットします。

アームは細く、伸縮できます。

スクエアとアールを組み合わせたシンプルなデザインですが、物理ボタンなどがレトロさを演出しています。

ポイント3:充実した機能性と高音質

 デザインだけでなく、機能面でも妥協がありません。ノイズキャンセル機能に加え、LE Audioにも対応しており、最新のBluetoothオーディオ規格をしっかりと押さえています。

 さらに、ワイヤレスでも高音質ですが、USB-C接続によってロスレス再生(最大24bit/96kHz)にも対応しています。机に向かってじっくりとパソコンを使う際の動画鑑賞や通話はもちろん、USB-C対応のスマートフォンで音楽のディテールをしっかりと感じたいときにも十分満足できるスペックを備えています。

購入時に注意すべき側面

音漏れや音質には配慮して使用したい

 密閉型の製品ではないため、音漏れに関して多少気にすべき場面もありました。室内で一人で聴くぶんにはいいのですが、電車の中など、周囲の環境によっては使用を控えた方が良いかもしれません。逆に周囲の騒音も聞こえるので、静かな場所で使用した方が音はよく聞こえます。

 また、音質自体はクリアで聞きやすいものの、重低音の迫力を求める方にとっては少し物足りなさを感じる可能性もあります。あくまで“自然でナチュラルな音”を楽しむスタイルとして割り切ることが必要です。

電源操作の仕様に注意

 本機の電源ON操作は、左右両方の操作が必要となります。初回使用時やペアリングの際にはやや戸惑うかもしれません。一方で、電源OFFに関しては片側のみで操作が完結します。面白い仕様です。この操作方法も慣れてしまえば問題ありませんし、持ち運び時に誤動作しにくい点は利点なのかもしれません。初めて使用する方は取扱説明書をよく確認した方が安心です。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン