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AIを活用し課題分析から提案シナリオ生成までBtoB営業の商談準備を効率化、「アカマネサーチ」正式リリース

 インキュベーター株式会社は6月2日に、AIを活用してBtoB営業における商談準備の効率化・高度化を図る新サービス「アカマネサーチ」の正式リリースを発表した。時間のかかる商談の準備をAIで効率化し、成約率の向上を支援するという。

「アカマネサーチ」は、ターゲット企業名を入力するとAIが顧客の課題を分析し、商談の成功・成約につながる提案や商談時のトークシナリオを自動生成するという営業支援AIツール。営業担当者の準備時間の削減を図り、提案の質向上と成約率アップを支援する。

 BtoBの営業にあたっては顧客ニーズを捉えた提案を行うために、顧客企業の事業や業界についての情報収集や分析が必要とされる一方で、営業担当者は日々の業務に追われて時間が足りず、十分な準備が難しい実態があると同社は指摘。こうした営業現場の課題解決に向けて「アカマネサーチ」を開発したとのこと。

 同サービスは、ターゲットとする企業名を入力するのみで、AIがWebサイトやニュースリリース、IR情報といった公開情報を分析し、企業の基本情報、事業内容、最新動向、想定される経営課題やニーズなどを整理した「企業調査レポート」や「業界レポート」を生成する。

 また、AIが分析したターゲット企業の潜在的な課題と、ユーザー企業が事前に登録した自社製品・サービスの情報を掛け合わせ、顧客に響く「提案」を自動で生成するという。提案の構成や主要な訴求ポイントもAIが最適化するため、提案の説得力を高められるとのこと。さらに、この提案をもとに商談する際の「提案シナリオ」を自動で生成。商談の目的設定、想定される論点、効果的な質問、議論の進め方などを示し、営業担当者が顧客と対話して課題を探り、ソリューション提案への道筋をつけるための「型」を提供するという。

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