車両や歩行者を自動的に検知、カウントする 交通量解析AIクラウド・デスクトップ・エッジサービス提供開始
ナウア株式会社は5月7日に、AI技術を活用して交通量をリアルタイムで解析するサービスのリリースを発表。映像から車両や歩行者を自動的に検知し、台数・人数をリアルタイムでカウントする。これまで人が行ってきた交通量調査を効率化し、エッジ・デスクトップアプリ・クラウド解析を可能にしているという。
交通量解析AIは、独自開発のAIアルゴリズムによってカメラ映像から車両や歩行者を自動的に検知し、台数・人数をリアルタイムでカウントする。人手による誤差や集計作業の負荷を削減し、より正確かつ迅速な交通量データの取得を可能にするという。
また、クラウド上で収集したデータを時系列グラフやヒートマップなどの形式で可視化。曜日・時間帯・季節要因などを掛け合わせた詳細分析を行え、交通計画やインフラ整備の優先度決定に役立てられるとのこと。加えて、ピーク時の混雑状況や閾値を設定すると、リアルタイムで異常値を検知し、メールやプッシュ通知などで警告を送信する。
同サービスはエッジ・クラウド・デスクトップの3種類で対応可でき、リアルタイムでの検出ではエッジで、じっくり解析したい場合はデスクトップで、などとニーズに応じた解析が可能だとしている。
活用シーンとしては、自治体や交通事業者、商業施設の来客分析や駐車場管理、イベント会場の混雑把握など幅広い場面で利用可能で、導入規模に応じて選択可能なプランを用意しており、小規模から大規模まで柔軟に対応するという。